日本って本当に恵まれてる…
四季のうつろいを楽しむ事ができて、
美味しい食べ物がたくさんあって、
おもてなしの心が
全てのサービスに染み込んでいて、
夜も街灯が明るくて
遅くに出歩いたときに、危険な目に遭うかも？
なんていう考えすら浮かばない
安心安全で、便利で、ちゃんとしてる国。
オーストラリアから帰省する度に感じます。
ある意味、
なんでもありすぎて厄介かもしれません。
自分にとって、
本当に必要なものってそう多くないのでね。
あれは‥
2012年
ワーキングホリデービザを利用して
オーストラリア生活をスタートさせたとき、
ベタに語学学校に数ヶ月通ったあと、
ケアンズに移動して
世界遺産認定されている森の中で
ボランティア生活を3ヶ月
していたことがあります。
森の中なので
ネットもなければ娯楽もない。
使える水とお湯の量が限られているので、
水のシャワーで済ませなければならないことも
ザラにありました。
買い出しは週に1回。
大事にとっておいたチョコレートを
ネズミに噛じられてションボリしたことも。
そんな生活の終盤でした。
なにもない不便な生活の中に
豊かだなぁ〜と感じている私がいたんです。
大自然、放し飼いにされている牛鶏犬
夜には満点の星空と土ボタル✨
余白だらけの生活の中で
自分の外側に向いていた意識が
次第にベクトルをかえ、
自分にとって本当に必要なものは何なのか、
時間を忘れるほど没頭できることは何か、
得意なこと、苦手なこと …etc
こういった事と自然な流れで
向き合わされる経験をしました。
物質的に豊かなことと
精神的に豊かであることは
違うんだなという発見
自分にとって
本当に必要なものと出会うために、
沢山のものを手放して
究極に削ぎ落としていった先に
魂が震えるような
豊かさがあるというパラドックス 
豊かで便利な日本で産まれ
ハイスタンダードな日本人が
精神性を高めるために必要なこと、
それは自分にとっての当たり前を
手放していくことから
始まるのではないかなと感じました。
本日は以上です。
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました🧙🪄
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