前回の子宮内膜搔爬から
1週間ほど経った頃、異変が起きました。


手術結果がまだ出ていなかったので
ホルモン剤の内服はそのまま中止の状態で、
術後の抗生物質と止血剤だけを内服していました。




そんなある日
突然出血量が増え始めたのです。


初めは術後の影響だろうと思っていましたが、
減るどころかだんだん量が増えていき、
止血剤を内服しても出血が止まるどころか
貧血で起き上がる事も出来ない程に
酷くなっていきました。



生理用ナプキンがいくつあっても足りません。
異常な量の出血と、生理痛の酷い痛み、
目眩やふらつきで最終的には病院へ
緊急搬送される事になったのでした。






病院へ着く頃にはもう意識が半分無く、
その時の記憶も今ではうっすらです。


「出血するのは術後よくある事なので」
と病院の先生から言われていたのと、
私の我慢する性格が仇になって
とんでもない事態を起こしていました。









緊急で点滴を打ってもらいながら、
同時にエコーで子宮の状態を確認。


血液検査の結果、
貧血の数値が12から一気に6まで
下がっていました。

5だったらその場で輸血確定だったそうです。

そして出血が増え始めて病院へ行くまでの間の
出血量は、1リットルの牛乳パック約2本分
でした。



1週間で約2リットルの出血……


そりゃ死にかけるわ。
よく生きてたな…。






緊急入院となりその日は夜中まで処置が続き、
膣にはガーゼを大量に突っ込まれ、
尿管カテーテルを挿入され、
輸血の可能性アリなのでぶっとい針を血管に刺され、
壮絶な痛みに悶え苦しみました。←





意識が朦朧とする時のあの血の気が引いて
目の前が真っ暗になっていくあの感覚は……






人生で初めて本当に死にかけた出来事でした。



血液って本当大事ですね!!(当たり前)







これが2019年4月末の出来事です。
5月に入り、地獄のゴールデンウィークの
始まりです。