フジリュー版「封神演義」を読み終わった感想を書いていきます。
まずはネタバレなしの全体的な感想。
・絵がキレイ
本当に週刊連載だったのか!?と思うくらいに絵がキレイでした。
靴がでかいのが気になったけどね。
最後まで荒れることがなくて、とても読みやすかったです。
・変な引き延ばしがない
キャラの回想で話を引き延ばしたりすることがなく、
トントンと話が進んでいったのでスムーズに読み進められました。
・キャラが多い
この漫画はとにかくキャラが多く出てきました。
次から次に新しいキャラが出てきました。
…が、そのうちの半数は特に活躍もしないので覚える必要などなかったという(笑)
・メタネタ、ギャグが多い
え、その場面でギャグ入れるか!?ってとこで入れてきたり、
キャラが「読者が~」とか言い出したりしてきて困惑しました。
わたしはこの作者のメタネタもギャグも苦手でした…。
・「やはり」多用しすぎ
何かとキャラが「やはり」という言葉を使っていた印象。
気づいた素振りとか見せずに言う時もあって少しモヤッとしました。
・サブタイトルでネタバレ
話の内容がサブタイトルでネタバレしてることが多かったです。
え、今回で○○封神されるの!?みたいな。
・スッキリとした終わり方
伏線回収や最終決戦をしっかりと描き、スッキリと完結しました。
ジャンプ作品でグダグダせずに終わったのは珍しい方なのでは!?と思いました。
はい、以上がネタバレなしの感想でした。
※ここから先、ネタバレ含みます。未読の方はご注意を!
ではスタート。
・妲己が倒されずに消滅(地球と一体化)したのは意外だった。
最初から最後まで自分のやりたいことをやって退場という完全に勝ち逃げ。
散々人を殺しておいてお咎めなしっていうのがなんだかズルくてモヤッとするけど、
制裁を加えられる前に自らの計画を完遂したっていう誰よりも一枚上手なところが
すごい女(ヒロイン)だなと思いました。
・終盤で太公望と王天君の正体が明かされる回はびっくりした。
王天君が帽子を脱いだ時の髪型が太公望と同じだったシーンはゾワッとしましたし、
王天君がなぜ魂魄を分離できたのかという理由も判明して興奮しました。
・張奎は単なるモブで終わるかと思ってたらそんなことなかった。
聞仲の部下である張奎がまさか最終決戦まで残るとは思いませんでした。
しかも結婚しているという勝ち組っぷり。
そして禁鞭まで扱えるようになるという成長っぷり。
おまけに最終決戦前には衣装と髪型をガラッと変えてイメチェン。
エピローグでは妖怪仙人をまとめるポジションに就任するという大出世。
・趙公明キャラ濃すぎ。
なんだこのふざけたキャラは…と思っていたら強かった。
ギャグもできるし、太公望を追い詰めるほどの実力もあったし、
女媧の存在にも気づいていたみたいで、なかなかの良キャラでした。
封神される時の演出が特別仕様で笑いましたw
この作品面白いかもと思い始めたのは趙公明戦あたりからでした。
・聞仲強すぎ。
十二仙の特攻、紅水陣、飛虎のメンタル揺さぶりがあってようやく倒せるレベル…。
しかも最期は太公望の手ではなく、自ら身を投げ出して封神されるというかっこよさ。
・申公豹の本気を見たかった。
作中で強いと言われ続けてきたものの本格的に戦闘に参加したのは最終決戦で、
しかも女媧の分身を倒したりバリア(?)を破壊したくらいという。
伏羲の一撃一撃が申公豹の雷公鞭レベルだ的なことを言ってたから、
雷公鞭とそれを操れる申公豹は強いなってのは分かるんだけど、
実際に戦ってみたらどうなのかってのを見てみたかったなーと思います。
最後に。
再アニメ化すると聞いて見てみたら内容が飛び飛びで
よく分からなかったのですぐに切りました。
でもそんな時に無料で全話読める「ジャンプPARTY」の存在を知り、
「アニメがクソなら原作はどうなんだろう」と気になっていたので、
これはいい機会だと思い、読みはじめました。
この作者のギャグやメタネタが合わなくて途中読むのが辛かったけど、
サクサクと展開が進むので最後まで読むことができました。
最後まで読んで思ったのは、途中で止めなくてよかった、です。
22年前に連載開始された作品を読むきっかけを与えてくれた
再アニメとジャンプPARTYに感謝。
ではでは。