®️15です。
なのでちょっと乱暴や悪い言葉が出てきますがそれでも大丈夫な人は読んでください。
宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人あたま乙女のトキメキまじかるクラウンふんわりリボン手宇宙人くんおばけくんstop
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森田剛さんが表現者として一気に好きに変わりました。
学校へ行こう!など私の青春時代に知っている森田剛さんはどこにもいませんでした。
歳を重ねた深みや重さがこの作品で素晴らしく香っています。

この作品は後味が悪すぎて残る。
お昼ご飯食べたくなかったもん(笑)
けど、それはグロさや狂気な部分ではなくとても切ないから。いい意味で後味が悪すぎて忘れられない。やはり負の感情はのこりますねえ

どこにでもありそうな日常と狂気の混ざり合うところがすごく怖い。
森田(役名ね)は通りすがりに躊躇なくあやめまくる。
挨拶程度に、目が合ったからとか理由もなくさしまくる。
最初はあやめることによって快感を得ているのかとおもった。
だって強姦してあやめて、さつがいして自慰行為。
狂ってる。
けど、私は教室でみんなの前でいじめられて自慰行為をさせられた森田の目に未来が映らなくなった瞬間に森田の中のなにかが失った、もしくは芽生えてしまったのだとおもうと払拭するためにさつがいしたあと快感を得てあの時の何かを吐き出そうとしているのかなとおもったんだ。

と、森田のことばっかりなってしまったが日常を表現している役者陣もみんな素敵でした。
優しい柔らかい日常、濱田岳さんと佐津川愛美さんのなんか私が忘れかけてる時間や空気(笑)、そしてどんどん癖になるムロツヨシさんのきもおもしろさ(笑)思わず劇場で何度も吹き出して笑ってしまいましたよ。
そんな平和な日常との落差で森田剛さんの狂気さをさらに濃く演出しています。

人をあやめるのは絶対にいけない。
そんなことはもちろんわかっているけど、そういう思考になるには理由があるのだと改めて思いました。

この作品は今誰かをいじめていたり、誰かを陥れようと思ってる人が見たらいいと思う。
もうそんなことできなくなるから。
いじめ撲滅映画で中学校で流して欲しい。
あ!でも®️15だ!
でも暴力的なシーンてんこ盛りだからダメなのもわかってる、けどストーリーだけでも見てもらいたい!
セクシーなシーンも体当たりでさっつんさんやってるけど私はすごく可愛いとおもった!見習いたい!(笑)でもそのセクシーなところは必要なシーンだから。

上手い言葉ではなく拙い表現があると思いますが私はこの作品見て良かったとおもいます。
こんな作品出たい。
日本の映画面白いじゃんってなりました!

追記!
中盤で出てくるキャスト紹介?オープニング?がめっちゃソワソワドキドキします。ここからついに暴れるのか!?ってめっちゃ興奮しました。
吉田恵輔監督のセンス素敵!!!!