もし、あなたが半年前の私に
「今年のプレーオフはどうなると思う?」と聞いたら
確実に私は
「ウォリアーズ一択だろ、つまらないな」
と答えたでしょう。



しかし、それは違いましたね。




昨夏、NBA屈指のセンター デマーカス・カズンスの移籍により、ウォリアーズ一強の色は濃くなってしまいました。





しかし、上のトーナメント表の通り、今年のプレーオフはエキサイティングなものになりました。

まず、相手をストレートで下すスウィープが全体で3戦のみなのです。
しかもその3戦も接戦となったゲームが多く、チーム間の実力差があまり無かったのです。

中でも、ロサンゼルス・クリッパーズや、サンアントニオ・スパーズの見せた快進撃は皆さんの心にも残っていることでしょう。

しかし、やはりワンラウンドが終わった末に残ったのは4強でした。そこからは熾烈な戦いが繰り広げられましたね。

ボストン・セルティックスは期待外れな部分もありましたが、他の3戦はどちらに転ぶかわからないシリーズで、

トロント・ラプターズ対フィラデルフィア・セブンティシクサーズの第7戦でのカワイ・レナードが見せた勝ち越しブザービーターは人々の心を震わせました。

そして、カンファレンスファイナルに残った4チームにはそれぞれストーリーがありました。

ウエスタンカンファレンス

ゴールデンステート・ウォリアーズ (WC1シード)
過去4年のうち3回の優勝を誇る強豪。
スリーピートに王手をかけ、マイケル・ジョーダン以来の偉業に指が掛かっており、過去最強チームの声も多いチームです。


ポートランド・トレイルブレイザーズ(WC3シード)
昨年第6シードの格下、ニューオーリンズ・ペリカンズにスウィープ負けを喫し、今年こそはとリベンジに燃える古豪。


イースタンカンファレンス


ミルウォーキー・バックス(EC1シード)
大型エース ヤニス・アンテトクンポを擁する新星。持ち前の爆発力を武器に快進撃を続ける。ゴールデンステート・ウォリアーズを倒すチームに1番近い存在と呼ばれている。


トロント・ラプターズ (EC2シード)
レギュラーシーズンでは強いが毎回レブロン・ジェームズを前に散るというイメージがあるチーム。今年は、現役最高の可能性もあるカワイ・レナードを手に入れ、レブロンのいないイースタンカンファレンスで暴れる筆頭候補。

この4チームの争いが楽しみです。