誰もが知っている世界。
誰も知らない世界。
自分だけの世界。
誰も覗くことができない
誰も知ることができない
自分だけの世界。
誰にも見せることはない
見せる必要がないから。
ただそれだけのこと。
上辺だけの付き合い
表面上では
愛している
好きだ
親友だ
信じている
なんて言っているだけ
愛しているのも自分
好きなのも自分
親友は自分の中の自分
信じているのも自分
綺麗な言葉を並べて
相手に自分をよく見せようとしているだけ
相手に自分をよく見せることで
自分は相手に愛され
好きだと思われ
親友だと思われ
信じられていると思われ
結局は自分連鎖
それは相手だって同じことを考えている
だからこうやって
今あげたような言葉が成立している。
僕はもうどうでもいいんだ
そんなことは。
その場しのぎの人間でしかない僕は
使い捨ての割り箸と何ら変わりない
必要とされている時間より
不必要になった瞬間のほうが
もしかしたら楽なのかもしれない。
そんな風に扱うのなら
初めから何も言わないで
無になる優しさなんてみせるなよ。
曖昧な言葉で感情を誘惑し
無秩序な言葉で僕を惑わし
そして消えていく。
あの日から
僕の感情は止まったままなのかもしれない。
常にそこにあった
それが消えていった
ただそれだけ
理に適ってるんだ。
何も悪いことじゃない
感情や構想とは
変わっていくものだ
僕はそれを知っている
そしてそれが
当たり前のことなんだ
ということも
僕は知っている。
だから僕は
そういった部類のものが
嫌いなんだ。
ばいにーばいばい