クルマ -5ページ目

岐阜県白川町

名古屋に来て、走る場所も無く何処か走りに適する場所は無いか、つまらない日々を送って偶然素晴らしい道を見付けました。
場所は岐阜県白川町に在る、クォーレの里というキャンプ場なんですが、入り口から入って山の上に登る道路が在って、基本的にタイトなコーナーが多いけど、カーブミラーが在るので先も確認しながら、良い感じで楽しめる道を見付けました。
距離的に千歳の峠に比べたら短い道路なんですけど、小幡緑地の後輩が言う遊べる道とは別格でした。
その当時の愛車で、幾度とその道で楽しみました。

小幡緑地

もう一昔前の事です。
千歳から名古屋に転勤して、千歳に居た時の様に走れる環境は無いか、たまたま車好きの後輩に尋ねたら近くの小幡緑地に在るというので、その時行ってみました。
行って走ってみましたけど、自分がイメージした峠とは程遠いものでした。
何しろ距離が全く短ので峠のワクワク感は無く、ハラハラドキドキのシチュエーションも起きないので、この程度で満足出来るのか呆れてしまいました。
しかし名古屋の中で、曲がりくねった峠道など到底在る訳がないので、この小幡緑地の区間を何度か走りました。
しかし、若かった私には物足りないので、もっと何処か良い所は無いか探しました。すると、走って1時間程の距離に、良い感じの道が在りました。
その場所はまた後程。

盗られた車

良い車だったんです。
本当に。
ラジエターは社外品の大きなラジエターに替わり、フロントのローターも大経化されていて、マフラーの音は極上の音を出していたんです。
最高の音でした。
等長フロントパイプを経てオリジナルのマフラーから流れるエキゾーストミュージックは、格別のものがありました。
アクセルオフの音は、フェラーリの288GTOを彷彿させる音でした。今のマフラーも、オリジナルで作ってもらいましたが、あの盗られた車のマフラーには及ばない、味の有るマフラーでした。
あれから17年経っているけど、車は帰って来なくてもマフラーは帰って来てほしいと、未だにあのマフラーには未練があります。