クルマ -6ページ目

ツインプレート

元々シビックのマニュアルで、クラッチ操作は馴れているつもりでしたけど、初めてのツインプレートには手間取りました。
車屋に車を取りに行って、何気に車を出そうとクラッチを繋げる瞬間、エンジンが止まりました。
社長からアクセルを開けながらクラッチを繋いでと、アドレスをもらいましたけど、もう一度エンジンを掛け発車しようとしたけれど、またまたエンスト。二、三度やってやっと車は動きました。
この車の特性なのか、クラッチの繋ぎに非常に気を使う車でしたが、盗難に遭って犯人は上手く乗って消えました。
次にまたツインプレートの車に乗ったのですが、この車のクラッチは盗られた車のクラッチに比べ、はるかに乗り易い車でした。私の妻が簡単に乗ってしまう位、同じツインプレートでも操作性は段違いでした。
そのクラッチも終わりを迎え、とうとう素人にはどうしようもなくなって、毎度の車屋に引き取られ甦りました。初めて乗った時にツインプレートのシャリシャリする音が無く、アレ?ツインプレートじゃなくなったと思う程、繋がりも滑らかになっていました。
初めてのツインプレートから、今のツインプレート迄三代になりましたけど、新しいツインプレートの進化に、昔の車は強化クラッチでも、乗り辛かっただろうと思いました。

ハラハラドキドキ

車にも慣れ峠の楽しみも解り始めた初めての初雪に、夏タイヤがどれ位で滑るのか試したくなり、雪降る山道に走りに行きました。
初めての夏タイヤでの雪道で、どれ位滑るのか本当に危ないのか、試したくなるのも若気の至り、早速走って試しました。結論から言うと、夏タイヤでも普通に走れると感じました。意外と雪だから滑ると思って走っていましたが、思いの外ブレーキを踏めば減速するし、アクセルを踏めば加速もするので、雪道は危ないと言われるのは、下手くそなドライバーとその時思いました。
そんな事を考えながら走っていたら、登りの急なカーブでハンドルを回しても、車が真っ直ぐに走って行きました。車線は対向車の所まで車が真っ直ぐ走って行ったので、対向車が来たら正面衝突になると、頭の中で戦慄が走りましたけど、対向車は向かって来ずに事無きを得ました。
速度は十分出ていたので、それから速度に気を付けて走りました。
雪道で夏タイヤは危ないと言いますけど、夏タイヤでも意外と普通に走る事が出来ると、その時学びました。
今考えると、若いって怖いもの知らずなんでしょう。

R32GTR

作られたのは89年、もう約30年前に作られました。
当時グループAは、フォードシエラが席巻して無敵の存在でした。そのフォードシエラに対抗すべく、日産がポルシェに対抗してスカイラインを投入した如く、新型スカイラインを投入しました。しかも、ポルシェを打ち破ったGTRをケンメリスカイラインより復活しました。
この32GTRは、エンジンに最高の技術を与え、少しの加工で大きな作用角のカムシャフトを装着出来て、吸・排気の通路もストレートに近く、レーシングエンジンと呼ぶに相応しいエンジンでした。
それまでフォードシエラが、グループAを独占していた時代は幕を閉じ、グループAはスカイライン一色になりました。星野、長谷見といったワークス勢に対し、HKSのプライベーターも表彰台に上がる等、当時のグループAを盛り上げました。
あれから約30年、日本のレース界は寂しくなりましたけど、あの頃の様に盛り上がってほしいと思います。