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■犬を飼うことで犠牲になるものもあります!

犬との暮らしは本当に素晴らしいものです。

毎日が発見の連続で、何気ない時間ですら輝きを帯びて感じます。

実際に私は犬と暮らすようになって、自分の人生そのものが変わりました。


ですが、犬と暮らすようになって自発的に止めた、又は頻度が減ったことがいくつかあります。

例えば、悪友らと朝までコースで遊ぶことや、思い立って突然旅に出掛けることなどです。

このように、愛犬と暮らすことで犠牲になる時間・事柄もあるのは事実です。


もちろん、どうしても行きたい場所・やりたいことがあれば愛犬よりそれを優先します。

その分、帰宅後の愛犬と過ごす時間を大切にするようにしています。


とはいえ、お留守番が出来るからといって、長い時間ひとりぼっちにしておくことはできません。

お散歩やご飯の心配もありますが、それ以上に、犬の精神衛生上、好ましいこととは言えません。

そのため仕事が終われば即帰宅、お出かけするなら愛犬同伴が多くなり、

犬を同伴できない場所にはあまり行かなくなりました。


犬との暮らしが日常になると、いつでも脳裏に家で待つ愛犬の姿が浮かぶようになります。

すると、家に帰ることが楽しくなります。

一人暮らしならなおのこと、自分の帰りを待つ愛犬の存在がたまらなく愛おしく思えるはずです。

だから、私の場合は何かを犠牲にしている感覚もないうちに、

これまでの生活で当たり前だったことを捨ててしまうことができたのかもしれません。

■犬と向き合うには忍耐力が必要です!

「どんな犬もちゃんと教えれば様々なことができるようになる!」

・・・と、以前トレーナーさんに言われたことがあります。


「飼い主さんが変われば、ワンちゃんも変わる」のだとも言われました。

そのために一番肝心なのが忍耐力なのだそうです。


とはいっても、これが実に厄介。

結構気長な私ですら「もう限界!」と、何度声を荒げそうになったか知れません。


人間は言葉を巧みに使える生き物なので、何事も言葉で伝えようとします。

言葉で相手を理解し、理解してもらえることに慣れ過ぎているとも言えるかもしれません。

ところが、相手が犬となるとその「言葉」が急に通じなくなったような感覚に陥る。

・・・で、凹む。


個体差はあると思いますが、飼い始めはなおのこと、こういった感覚を強く味わうことになります。

私自身、何度もしつけの壁にぶつかってきましたし、いまだに苦戦しています。

これを乗り切るためにはやっぱり忍耐力は必要だと痛感しています。


犬と人間は全く違う生き物ですし、発する「コトバ」も「ボディーランゲージ」も違います。

だから私達人間は彼らの発する「コトバ」を理解する努力をしなくてはいけません。


一方の犬は「言葉」を持たない分、感受性がとても豊か。

飼い主さんの喜怒哀楽を瞬時に見抜く天才です。

また、どうおねだりすれば人間に言うことを聞いてもらえるか、

常に周囲の人間を試す様なずる賢さも持ち合わせています。


例えば・・・

キュンキュンないたらおやつが出てきた→おねだり成功!→それが強化されて良くなくようになります。

これは悪い例です。

犬の声に敏感に反応した人間の行動から、

「なけばおやつがもらえる」と犬が間違って学んでしまったケースです。

このような場合、なきやむまでじっと待つのが一番だそうです。

「いくらないても何も出てこない」と犬に学習させた上で、褒めてあげることが大事なんだそうです。


理屈では分かってはいても、実際にキャンキャンなかれると根負けしそうになります。

でも、そこは粘り強くじっと我慢。

まさに忍耐力が試される根競べといったところです。


そんなワンちゃんたちが一番嬉しいのは褒められて遊んでもらうこと

悪いことをした時に叱って何かを教えるより、

上手に出来た偶然の出来事を心から褒めて強化するほうが実は簡単に覚えてくれます。

だって、それはワンちゃんにとって楽しい出来事なのですから。

これなら飼い主側も根競べのストレスを味わうことなく楽しみながらトライできます。


実際、我が家の愛犬は「オテ」「マテ」「フセ」「持ってきて」「ちょうだい」

「ヒール(ついて)」「タッチ(ハイタッチ)」「ジャンプ」「キャッチ」のすべてを

遊びの中で覚えて出来るようになりました。


人間目線で犬に物事を教え込もうとすると、愛犬も飼い主さんも疲れてしまいます。

根気よく向き合えば、どこかのタイミングで彼らの「コトバ」が少しずつ分かるようになってきます。

根競べも慣れてくれば、徐々に面白く感じるようになってきます。

寛大な心と忍耐力をもって、犬目線に合わせてしつけを楽しむ心の余裕が欲しいものです。


良いことをした時はいつだって全身全霊で褒めなきゃ伝わらないし、

「いけない!」と叱る言葉は鋭く怖く、手短にしなきゃいけない。

(そうしないと、叱られている感覚が湧かないとか・・・)

愛犬に尊敬される優秀なリーダーになるのって本当に難しい。

そう感じながら、今日も愛犬との暮らしを楽しんでいます。

■犬との暮らしはホントに大変です!

どんな生き物であったとしても動物と暮らすというのはとても大変なことですが、

とりわけ犬は大変です。


特に、私のように一人暮らしで犬を飼うのは本当に本当に大変です。

しつけもできていないちびっこワンコがおうちでひとりぼっち。

何事もないことのほうが珍しいというくらい、

飼いだした当初はとても手がかかったことを記憶しています。


しつけにつまづいた時期には「犬との暮らしは私には無理かのかも・・・」と

頭をかかえたこともありました。


私はこれまでにインコ・ハムスター・モルモット・猫などの動物と暮らしてきましたが、

犬との現在の暮らしが一番大変だと痛感しています。

しかし、それ以上に愛犬と過ごす時間の充実感や幸福感は大きいとも実感しています。



医療技術の進歩により、現在の犬の寿命は一昔前に比べて長くなりました。

大型犬より小型犬のほうが長生きで、平均寿命は15年~17年ほどと言われています。

一度家族として犬を迎えたら、その寿命が尽きるまで共に暮らすことになります。

長い付き合いになるということを絶対に忘れないでください。


「吠える」「噛む」「言うことを聞かない」「懐かない」・・・などの

人間の身勝手な理由で犬達が犠牲を払うのはおかしな話です。


しつけをせず、そんなワンちゃんに育ててしまった人間こそ責められるべきで、

犬達に何の罪もありません。


犬は社会性を持った生き物です。

自分が認めたリーダーの指示にはきちんと従います。

その関係をどう築くかは、飼い主さん次第です。


野性味を失ってペットとして飼われるようになった犬達は

人間の暮らしに寄り添うことでしか生きていけません。


犬は人間と同じく、喜怒哀楽を感じる命をもつ生き物です。

ですが、犬に憎しみの感情はないと言います。

そんな犬たちを安易に繁殖したり飼ったり、

捨てたりすることこそ人間のエゴであると私は思います。

不幸なワンちゃんがこの世から1匹でも多く救われることを祈ってやみません。

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