NIKON ホームページより

高速性能を革新した、世界初の部分積層型CMOSセンサー

撮像部の上下に高速処理回路を積層配置した部分積層型CMOSセンサー。

読み出し速度がZ6IIの約3.5倍と非常に速く、最大約120コマ/秒の静止画撮影や、フルHD 240pの動画撮影、さらに6K 60pのN-RAW動画のカメラ内記録なども可能です。

また、すべての撮影モードでローリングシャッター歪みを抑えた撮影が可能。さらに、EVFのリフレッシュレートも最大120fpsまで向上しており、約20コマ/秒の高速連続撮影(拡張)時にも表示とびを最小限に抑えた、リフレッシュレート60fpsの滑らかなファインダー像(電子シャッター時)で被写体の動きを追うことができます

しかもAFは、EXPEED 7との連携によるZ6IIよりも約20%速い合焦速度を実現

 

まとめると

読み出し速度がZ6IIの約3.5倍

・最大約120コマ/秒の静止画撮影

・フルHD 240pの動画撮影

・6K 60pのN-RAW動画のカメラ内記録

・すべての撮影モードでローリングシャッター歪みを抑えた撮影が可能

滑らかなファインダー像(電子シャッター時)で被写体の動きを追う

  ブラックアウトフリーに近い見え方かな

・AFは、EXPEED 7との連携によるZ6IIよりも約20%速い合焦速度を実現

  精度は別としてAF合焦速度はかなり速くなった

 

 

イメージセンサーはSONY製ではなかったの?

 

Canon以外のカメラメーカーはソニー製のイメージセンサーを使用していると思っていました。

NIKONはソニーのお譲りセンサーを使用していると長年思っていました。


しかし、今回の「Z6Ⅲ」は世界初の部分積層型CMOSセンサーを使ったのです。
世界初とはNikon製ということですね。

このことに驚き、調べてみました。

 

イメージセンサーはNIKONが設計し「ソニーセミコンダクタソリューションズグループ」に製造依頼していたのです。

 

センサー製造工場は設備投資に莫大な資金(NIKONも自社製造工場を閉鎖)がかかるそうで、多くのカメラメーカーはソニーセミコンが販売しているセンサーを購入したり新たなセンサーを設計し製造を依頼するようです。

 

 

ウィキペディアより

 

神奈川県厚木市に本社を置く日本の半導体メーカー。ソニーグループの半導体部門であるソニーセミコンダクタソリューションズグループの中核企業である。

2021年現在、CMOSイメージセンサで世界シェア40%の最大手であり、2019年第3四半期には世界半導体売上高ランキングで日本企業として唯一TOP10に入るなど、日本を代表する半導体メーカーの一つである。

2016年、ソニーの半導体事業を分社化して誕生した。

2020年現在、スマホ向けCMOSイメージセンサを主力としている。半導体部門は2010年頃まではソニーグループの中でもお荷物部門であったが、2010年頃からはスマホブームに乗ってスマホ向けCMOSセンサの需要が急拡大し、ソニーセミコンの業績も急拡大。2019年第3四半期には世界半導体売上高ランキングで9位にランクイン(日本企業唯一のTOP10入り)するという快挙を成し遂げるなど、2020年現在ではソニーグループの中でも稼ぎ頭の一つとなっている。2020年現在、日本の半導体売上ランキングでは半導体記憶メモリ(NANDフラッシュ)を主力とするキオクシア(旧東芝メモリ)に次いで2位、世界では16位である。

 

イメージセンサの分野では、1980年に世界初のCCDカラーカメラを商品化し、さまざまなヒット商品を生み出した。しかし2004年以降、半導体部門の復興のため、CCDに代わって低消費電力で高速読み出しを実現したCMOSイメージセンサへ注力する、つまり自社の主力製品であるCCDをCMOSで置き換える、という決断を行う。その結果、2009年には裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor」を、2012年には積層型CMOSイメージセンサ「Exmor R」を世界で初めて商品化。

2010年には長崎工場を買い戻してCMOSセンサーの製造を行うなど、2010年代以降には巨額の投資による生産拡大を継続しており、2020年時点ではCMOSセンサの世界シェアが5割を超えるダントツ1位となっている。