マクロレンズの等倍撮影とは?
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マクロレンズといえば一般的に「等倍撮影 」が出来るレンズを指しますが
そもそも等倍撮影(1:1)とはどのようなものなのでしょうか。
今回は等倍撮影についてフォーカスを当ててみたいと思います。
等倍撮影ができるマクロレンズとは、おおざっぱに説明すると
最短撮影距離にてセンサーサイズと同じサイズの被写体を写真いっぱいに写せる性能
を有するレンズです。
例えばフルサイズセンサーセンサーサイズは一般的に約36.0mm × 24.0mmですので横幅36mmの被写体が画面いっぱいに映るイメージです。
分かり易いように、フルサイズセンサーを搭載したカメラにマクロレンズを装着し、定規を等倍撮影してみると
ちゃんと36mm弱まで画面いっぱいに撮影することが出来ました。
では、フルサイズセンサーより一回り小さいAPS-Cセンサーはどうなるかというと…
一般的なAPS-Cセンサーの場合は23.5mm × 15.7mmですので、同じように定規を撮影してみます。
横幅23.5mmまで画面いっぱいに撮影することが出来ました。
ここでお気づきの方もいるかと思いますが
センサーの小さいカメラに等倍レンズを装着すると、より大きく撮影する事が出来ます。
フルサイズのレンズをAPS-C機につけると、焦点距離が1.5倍されるのと同じ感覚です。