RFからZにマウント変更させた小さな名機

 


日曜日の本日、「揺り動かされた『Z50』」の価格.com レビュー記事を午後書き始め、20時頃に画像も含めて何とかできました。

4年前発売のカメラですから読まれることも少ないと思いますが、僕の中で使用頻度が上がったカメラ、書きとどめることにしました。

 

【Z400mm F4.5の存在】

野鳥撮影で主にCanon機(R7.R6Ⅱ)+EF DO400Ⅱ.RF100-500. RF600/11. 800/11を使っていました。
Canon機の鳥認識AF精度の高さ(R6ⅡがNo.1)には満足していました。
しかし、レンズが問題です。
RF望遠単焦点レンズは高いレンズと安いレンズに別れ、中間がありません。
EF DO400ⅡのRF版がでないかと待っていましたが噂すらありません。
NikonのZは中間が充実しつつあります。
2022年7月発売の「Z400mm F4.5」はF4.5で1160gです。
信じられないような明るさと軽さです。
価格もそれなりに高価ですが中間的価格です。
このレンズが欲しい、使いたいという願望・・・。
昨年「Z8」が発売され、「Z8とZ400mm F4.5」を購入しました。

【Z50+400mm/F4.5は超軽量の1635g】
しばらくZ8ばかりを使っていましたが、カワセミなどの飛びものは「R6Ⅱ」の鳥認識AFにはかないません。
CanonのAF精度を再確認しました。
そんなとき、「Z50」を超軽量という理由で「Z50+445」で山歩きに持参してみました。
この組み合わせが1635gですから1時間歩いても2時間歩いても重さが気になることはありませんでした。
『軽さは正義』やはりそうなのです。

 



【Z50が吐き出す絵は美しく絶品】
Z8+Z445の画像は高画素機ですから繊細で鮮明です。綺麗です。
しかし、Z50+Z445はZ8とは別の「美しさ」を強く感じます。
この美しさは虜になるほど絶品なのです。
画像にあげた「シジュウカラ」は息をのむほどで、これ以来とまりものは「Z50」飛びものは「Z8」が定番となりました。

 



【驚異の高感度耐性、iso12800は常用】
「R7」は高感度耐性が弱く上限をiso3200と考えて使用していましたが、[Z50]は16000でもノイズが気にならず驚きました。
「ヘッドホン」iso12800「シジュウカラ」iso6400、「ホオジロ」はiso9000です。
「Z8」は8000を上限としてしていますが、Z50は12800に設定。

 



 【RFマウントからZマウントに移行中】
 Z50と400mm F4.5の組み合わせが美しく、こんな面白いカメラが4年前の発売であるなら、5年前のNikonミラーレス1号の高画素機「Z7」もきっとおもしろいことがあるはずと正月に購入。
RFレンズを下取りに「Z600mm F6.3」もまもなく到着。

【Z50の弱点】
価格.コムでは2024年1月の価格が10万を切り、中古も8万です。
この価格のカメラに多くを望む方がおかしく大満足なのですが、あえて弱点して言わせてもらうなら、『ファインダー』が今ひとつです。
木の上の鳥を撮影するときなど、露出補正をプラスにしながら撮りますがプラス0.3も1.3もほとんどファインダーを見ている限りでは差がわかりません。
自宅で確認すると明らかに露出オーバーなのです。
もう1つは『ピンポイントAF』に時間がかかり不安定なのは、建造物などの撮影用途のため仕方ありませんが、「Z7」のピンポイントAFはある程度シャキシャキ動きます。Z50はパワー不足を感じます。
これが「シングルAF」と同じように使えると「枝抜きAF」が簡単にでき、「鳥認識AF」の必要性が揺らぎそうで面白いのですが・・・

【Z50ⅡまたはZ90の発売】
 Z50は2019年の発売でもう4年、次の新型は「D500」のようなAPSCのフラッグシップが待ち遠しい。
「Z90」がいいですね。

 

 

2024.1.7 価格.com レビュー記事