Super Takumar55/18前期型 分解洗浄、組み立てに2日間 1⃣

2ヶ月ぶりだろうかSuper Takumarを分解洗浄した。

この個体はすでに30ヶほど分解している。

絞り羽根ユニットの分解は組み立てが大変で面倒なのでよほどの時しかしないが、それでも5ヶほどは羽根の分解までしている。

羽根分解以外は手慣れたもので2時間ほどあれば分解から組み立てまでスイスイとできる。

今回の個体は羽根の裏表両面にうっすらと「サビ」が生じている。

いつものようにサビを除去しサビ止めのワックスを塗った。

 

ワックスを塗った直後でピカピカ光っているがカビが完全に除去できていることがわかる。

絞り羽根裏も美しく輝いている。

 

フォーカスリングのグリス交換

組み立てようとしたら、指標ラベルがべろんと取れそうになった。

いつもは指標をはがすが今回はしっかりついていそうなので、そのまま洗浄した。

それがよくなかった、やはり途中から取れ始めた。

 

 

このボンドで付け直しです。

このボンドは昔からあり、安いのですがチューブから出てくる量が調整しにくい。

押しすぎるといつまでも止まらず出る。
これが困りもの。

今回も出るから多く塗りすぎて、余ったものがはみ出してきます。

テッシュで拭くとよけい汚くなります。

仕方なく、「無水アルコール」で除去しました。

 

すると指標の文字がいくつか消えています。

数字文字に塗り込んであった塗料がアルコールで消えたのです。
2ヶ月前ならこんなことはしません。

アルコールで消えることがわかっていましたから・・・

2ヶ月ぶりだから忘れていました。

 

黄色が微妙な色なので肌色と黄色を混ぜ合わせました。

絵の具は「アクリル」

 

見事色入れに成功しました。

白と薄黄色が鮮やかです。

 

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