自分のプレゼンテーションの最中に明らかに集中力が欠けている人がいたら、どのような方法で注意を惹きますか?
というお題に対して、回答したものを
転載します。
セミナーや研修の講師をしており、同じような状況に直面します。
わたしがしている方法を4つご紹介します。
1.間を空ける
黙っている時間を長めに取ります。面白い話には、メリハリがあるとよく言われますが、沈黙はとてもわかりやすいメリハリです。
2.声を小さくする
振り向かせたいと、ついつい、大きな声になってしまいがち。こちらから、伝える、届ける気持ちは大切ですが、いきすぎると、押しつけになります。
集中は、「聞きたい」という気持ちから生まれます。
相手から、聞きにこさせる。
そのひつの方法が、「声を小さくする」です。
3.物理的な要因を排除
その人の視界に気が散るものがあれば排除します。
喫茶店やラウンジなどでコンサルをすることがありますが、気が散らないように、人の動きがみえない場所に座っていただきますし、セミナーで立ち位置が選べる場合には、背景を気にします。
学校では、かわいいディスプレイに布をかけるだけで、ADHDや気が散りやすい子どもが集中しやすくなります。
4.モロー反射の統合をする
集中力がないのは、話してのせいではなく、聞き手が、注意力が散漫になるという身体の状態かもしれません。赤ちゃんのときに活性化する「モロー反射」が大人になっても活性化したままの人は、集中しすぎたり、あちこちに意識が飛んだりしやすい特性があります。
モロー反射の統合をする統合ワークや体操を、してもらうと、集中力がアップします。
効果的は方法はたくさんありますが、そのひとつに「クロス運動」があります。膝をあげてその場行進をしながら、逆の手(右ひざを、左手)で膝をタッチします。上体をひねりながらがポイントです。
5.役に立つ話・興味深い話をする=聞き手にとって「自分事」に
とはいえ、これにつきるかな、と思います。
自己開催のセミナーでは、話を聞きにきてくれていますが、呼ばれて講演に行くと、「上司に言われてイヤイヤ参加した人」「忙しいのに駆り出されたと反発している人」もいますし、「お手並み拝見」ならまだしも、「睡眠時間だと思っている人」もいて、冒頭から目をつぶっている人もいます。
それでも、その人に役だつ話をすると、目をあけて、前のめりになり、メモをとりはじめたりします。
1~4に助けてもらいながら、5「あなたのためになる」という気持ちで語り掛けています。会議やプレゼンテーションでも同様で、その場にいる人たちの成長と成功のためにという話し手のスタンスは、聞き手が当事者となる、とっても大切な話なので、集中力につながります。
◆まとめ◆
1.間を空ける
2.声を小さくする
3.物理的な要因を排除
4.モロー反射の統合をする
5.役に立つ話・興味深い話をする=当事者となる
幸子のページはこちら
https://jp.quora.com/profile/Sachiko-Umeda
◆11月15日
Birthday Live 2019 to 2020
https://ameblo.jp/11oya/entry-12537889851.html
入場無料
お祝い金制
19:30~
心斎橋・四ツ橋(大阪)
◆11月20日
天職部
幸せな成功者を見てきた
天職コンサルタントが教える
成功者がしているのに語らない
本当の引き寄せ
※欠席の方は、動画に振替可能です。
https://ameblo.jp/11oya/entry-12223378301.html
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梅田幸子
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