●ことわざや格言は、
人生の知恵となる場合もありますが、
管理する側が、
コントロールするために、
作ったり、広めたり……
中には、 もともとの意味とは
異なる解釈で
広められたものもあります。
こんにちは。
天職コンサルタントの梅田幸子です。
あなたの天職の実現を阻む
「思い込み」や「常識(とされているもの」
を見直すシリーズ。
今日は、
「三つ子の魂百まで」を根拠にした
「3歳児神話」の見直しです。
これが、戦後、
女性を家庭に入れるために、
誤訳が広められたと言われています。
けど、母親が
子育てに専念すべきって、本当?
狩猟採集時代も、農耕社会も
女性は働いていました。
(ちょっと時代は飛ぶけど)江戸時代は、
商売人は、家業をおこない、
農民は、農業をしていました。
働かない女性もいましたが、
武家には乳母がいますし、
お商売していたら、
小守奉公を雇うのも一般的。
子育てを、母親ひとりが担う
という文化ではなかったことは明らかです。
* - * - * -
これはどういうこと???
戦時中、 男性が戦場に行き、
女性が、国内の労働を支えました。
終戦によって、大量の男性が
戻ってきましたよね。
けど、仕事がない。
だって、戦時中は女性が働いて支えていたから。
そこで、 男性の働き口を確保するため、
女性を家庭に入れる必要が出てきました。
たとえば、最近もよく話題になる
◆専業主婦の社会保険や年金の優遇 は、
「働かないほうが、お得だよ~」というメッセージ
◆扶養控除 は
「たくさん働かないほうがお得だよ~」
というメッセージ
◆三歳児神話も、
「三つ子の魂百まで」の誤訳とともに、
政策とリンクして、 広められました。
復興のために、
ガムチャラに働く男と、
家庭を支える女、
勤勉な子どもたち、
というモデルを推し進めたのです。
現在、
専業主婦家庭より、
共働き家庭のほうが多くなりました。
それでも、
「三歳児神話」 「三つ子の魂百まで」
の刷り込みによって、
罪悪感を持ちながら働く親が多いです。
「三つ子の魂百まで」の
誤訳の上に成り立っている罪悪感、
捨ててしまいましょう。
幼いころのスキンシップ(皮膚の刺激)が
身体と心、頭を発達させるのは、確かです。
しかしそれは、母親である必要は
ありません!
誰でもいいんです。
さらに言うと、
できるだけたくさんの人に触れたほうが、
免疫上プラスとなります。
新常識を広めよう!
人はみな、 その人だけの才能、資質、使命を持って 生まれてくる。 その魂(soul)に沿った生き方をしよう。
旧時代は、
体制にあわせていれば良かったの。
しかし、新時代(今)は、
魂に反する生き方を続けていたら、
苦しくなるし、壊れてしまいます。
魂の望みどおり生きる、
働くことが 幸せなキャリアの条件。
それは、 ちょっぴり怖くて、
勇気がいるけれど、
人間として、とても自然に
生きられる選択です。
……幸せな時代ですね。
魂の願いを叶えるためのチカラは、
もう、「特性」として備わっています。
勇気を出して、
古い常識を捨てましょう。
☆他人軸を卒業し、天職を生きよう☆
天職コンサルタント 梅田幸子
◆天職部(公開セミナー 堺筋本町)
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