就活file①-2「好きなことに関わる業界」は失敗のもと | 魂の望みのままに新しい時代をつくる
就活file①-1 就活とは、やりがいの定義を見つけること の続きです。



就活file①-2
●「好きなことに関わる業界」は失敗のもと


自己分析というと
「過去を振り返って好きなことを思い出そう」という指導が多いですね。

それ自体は間違いではないのですが、
短絡的に好きなものや好きなことに
関連する業界に絞って
失敗してしまう傾向があります。

「お酒が好きだから、ビールメーカーに」
「バンド活動が楽しいから、音楽に携わる仕事」

などと、志望業界を決めてしまうと、
失敗しがちなのです。

面接でこういった志望動機を
話したら不採用の嵐に見舞われます。

企業にとっては、
「お酒が好きなお得意様」
「音楽好きなお客様」
にしか見えないからです。

また、運よく入社しても、
好きなことに関わる仕事だからといって、
やりがいを感じられるとは限りません。

学生時代にバンド活動をしていたAさんは、
レコード会社に就職しました。

無名のバンドを見つけて
プロデュースする仕事です。

しかし、仕事になれてきたころ、
満たされていない自分に気づきます。

周りの人からは「才能のある人を発掘し、
世に出すのは、やりがいがあるでしょう。
すごいね」と言われますが、ちっとも
それをやりがいに感じないのです。

では、Aさんのやりがいの定義を
分析してみましょう。

Aさんから相談を受けたわたしは、
彼がバンド活動のどんなところに
喜びを感じていたのかを聞きました。

Aさんは、作曲して
音をつくりこんでいく作業が好きでした。

音作りに入ると1週間スタジオにこもって
集中するほどです。

そして自分が作った曲で、
聴いた人の気持ちが癒されるのが喜びでした。

お気づきでしょうか? 

Aさんが音楽に関わるレコード会社で
喜びを感じられなかったのは、
「集中して作りこむ」ことも、
「自分の曲で人を癒す」ことも
できなかったからです。




就活file①-3
●好きなことの「理由」を考えよう



じゃあ、どうやって好きな仕事を見つけたらいいのでしょうか?

に続きます。10日16時に更新します。


※本記事は、朝日新聞社からの依頼で執筆し、2011~2015年まで掲載されていた原稿です。リンク先削除にともない一部編集して掲載しております



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 完璧なキャリアと心が喜ぶ仕事は違う
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