ほんとは……

●本当にしたいことは

言えない・選択肢に入らない

こんにちは。
天職コンサルタントの梅田幸子です

コンサルティングセッションをしていて、
最近、感じていること。

「本当にしたいことは言えない」
「選択肢に入れていない」

お腹の中で大事に温めている
ケースが多いんです。

少し事例を見てみましょう。

●学生のＡさん
「やってみたい仕事がない」
「説明会を聞いても興味が持てない」
という悩み

話を聞きはじめて10分後に
ふと浮かんだのが「コーチング」。

しかし、なぜそれが浮かんだか
わからないまま、ヒヤリングしていきました。

過去の出来事や感情を聞き進め、
この方の「喜びの源泉」をピックアップすると、

「本当はコーチングに興味があって
梅田さんみたいな仕事がしたい」とのこと。

とはいえ、すぐにフリーでというのは
お好みではなさそう。

「大学職員とか？」
「まさに、そうです！」

って、やってみたい仕事、あるやんかーい。
しかもコーチングが自ら出てきました。

最初から強く思っていたんですね。
（受信してしまったじゃないか：笑）

●Ｂさん：介護退職後、再就職の相談。
耳が聞こえないけど、同僚との
おしゃべりが好き。経験のある
事務にはなんとなく熱意が持てない。

話を聞けば聞くほど、なぜか、
会社で働くことを嫌がっている
ように感じました。

で、突っ込んで聞いてみたら、
「本当はカウンセラーになりたい」

やろうよ。

カウンセラー養成講座の
スケジュールもすでに
調べていらっしゃいました。

そこからのコンサルは、
カウンセラーになることを足踏みする原因をほどき、
独立して成功するやり方のミーティングに方向転換。

●Ｃさん（ＡＤＨＤ）
現職は、特性上向ない仕事ばかり
職場でADHDオープンにして、
少し業務を減らしてもらうことになったばかり。
もう少し我慢するか、
思い切って転職するか、迷っている。

「職場内には、してみたい仕事はないの？」
「実はあるんです。本当は
　営業と経営支援コンサルティングをしたい！」

あるんかーい。しかも２つも！

で、そこからは、
異動希望の作戦会議と、心理的な思い込みを解除。

＋　＋　＋

こんな風に、
本当にしたいことは、
最初の選択肢にあがらないことが多いのです。

本当はしてみたいことを
言葉にするのは、
勇気がいるのかもしれませんね。

お腹の中にはあるのに、
頭は選択肢にいれない。

誰にも見せず、
お腹の中で温めて……

それだけ、
大事に大事にしていると
いうことですね。

出すの、怖いもんね。

けどね、出さないとはじまらない。

だから、
安心できるところを探して、
まず、出してみよう。


わからないとき、迷うとき、
「本当は……」を
出す勇気がないだけかもしれません。


＋　＋　＋

ここまで書いてきて、
「本当は」を出してみるために
わたしがいるのかもしれないなあ
と感じました。

もちろん「本当は」がない人もいて、
気づくためにのサポート、
気づく旅のスタートを後押しする
役割のこともあります。

　＋

そういえば、
「本当はコンサル受けたいのですが」
もよく言われるな。

受けなはれ。

あなたには、
その価値がありますよ。

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天職コンサルタント　梅田幸子

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