面接対策:伝わらない言葉⑧キャリアアップ | 魂の望みのままに新しい時代をつくる
●就職・転職の面接で、

「言いたいことが伝わらない」

または、

「なんだか、誤解されているようだ」

という感覚はありませんか。



「言葉」の選び方で、

伝わり度が大きく変わってきます。


伝わらないケースを挙げ、

対策をアドバイスしていきます。


伝わらない言葉⑧
キャリアアップ



こんにちは。
天職コンサルタントの梅田幸子です。


あなたのしたいキャリアアップは、

どのようなものですか?


昇進したい?

できることを増やして、仕事の幅を広げたい?

専門性を高めたい?

「あの人に聞けばなんでもわかる」と言われる人になりたい?

まず仕事を覚えて、来年は正確にできるようにして、3年くらいたったら改善してよりよく仕事をしたい



他にもあるでしょうが、

面接やコンサルティングで質問すると、

上にあげたように、実にさまざまな

回答が返ってきます。



「キャリアアップ」も、

あなたのイメージと、面接官のイメージが

ズレやすいものなのです。



ある企業で、事務職の採用がありました。

わたしは面接に立ち会ったのですが、

応募者の9割が「キャリアアップしたい」

とおっしゃっていました。



これを聞いて、社長は困り顔。

「当社が、キャリアアップの場を

 用意できません」とおっしゃるのです。



この会社は、ひとりが担当を持ち、

基本的には、ずっと同じ仕事を

し続けるのです。



ですから、ここできるキャリアアップは、

せいぜい、

「営業事務」→「経理」

「A社の営業事務」→「B社の事務」

しかも、それぞれの仕事は、

そんなに難易度が高くありません(お給料は、いいです)



わたしは面接をしていると、

その方の意味するキャリアアップが

見えることが多いのですが、

社長は気づかれていなかったので、

面接中、応募者に、直接、

質問していきました。



ある人は、


「まず仕事を覚えます。覚えたら

 スピードアップを考えて、

 慣れてきたら、より効率的に

 フォーマットを変えるなども

 していきます。

 そのあと、後輩に教えたりできれば、

 キャリアアップしたと感じられます」

とおっしゃいました。


社長は、まだまだ困り顔。

理由はよくわかります。

そこで、追加質問をしました。

「それぞれ、どれくらいの期間で考えていますか」



「1年目は仕事を覚えて、

 3年目で慣れてきたら、

 フォーマットを変えます。

 10年御には、後輩に教える

 くらいで考えています」


これで、社長はホッとした顔。


もっと短いスパンで想像していたのです。


この人が内定しました。



すべての選考が終了した後、

社長は次のように言われました。



「キャリアアップしたいと言う人を、

 長年、落としてきました。

 もったいないことをしました。

 今日の人も、1年くらいのスパンだと

 勝手に想像していました。

 10年スパンなら、

 次も入ってくるだろうし」


と。


こういったイメージのずれが原因で、

不採用になってしまうケース、

けっこう多いんですよね。


ついでに、社長に補足しました。


「10年後ということは、

 本気でしたいことではないので、

 新人が入らなくても大丈夫ですよ」



見直してみてください。

●キャリアアップしたいという志望動機は、

 本音でしょうか?

●本音ならば、どういうふうになりたいか

 を言葉にしましょう。


★面接対策:伝わらない言葉⑨に続きます。



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天職コンサルタント 梅田幸子

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