■○○を学びましたPRが評価を下げる | 魂の望みのままに新しい時代をつくる


学生さんは、
インターンシップの応募や
エントリーシートの準備として、

自己PRに磨きをかけている頃
だと思います。

もし、

今日ご紹介するような内容に
なってたら、

見直してみましょう。


私は複数の企業に、
面接にうかがっていますが、

現4年生の選考をしてきた
企業の面接官たちが、

「学生のレベルが下がっている」と
口をそろえておっしゃいます。

そう感じさせている
元凶のひとつが、

「○○を学びました」とする自己PRです。



多くの学生さんは、

「できなかったことが、できた」
「大事なことに気づいた」

と書きます。

それは結局、

「わたしって、そういうのが苦手なんです」

というアピールになっているのです。

たとえば、
 
「臨機応変さを学びました」

もともと臨機応変じゃない人
だということ。

アルバイト中に「臨機応変に!」と
叱られている人がよくおっしゃいます。


「リーダー役をすることで、
 コミュニケーションの
 重要さを学びました」

重要だと思っていなかった
ということですよね。

コミュニケーションができずに、
リーダーの役割がうまくいかなかった、
だから重要だと思ったということは、

リーダーシップも、
コミュニケーションも
上手くないと伝えています。


 
採用側は、自己PRなので、
強みだと思って聞くのですが、

実際は、もともと苦手だったことを
語られるので、
「えー、そのレベル?」という
印象になります。

そして、「今年は、レベルが低い」という評価になりました。
 

大学で
「自己PRは、何を学んだか、どう成長したかが大事」と
指導されています。

大学の指導の意図は
違うのかもしれませんが、
受け取った学生のアウトプットは、
逆効果。


自己PRは、強み、仕事で活かしたい特徴を記すもの。
 


成長したことを書かなくて良いです。
もともと持っている強みならば、
自然と使って、
勝手に成長しているから。

(注:成長を書いてもいいです。もともと持っている強みならば)。

学ばなくても、
自然としてしまうことが
「あなたらしい特徴・強み」です。

それを伝えてください。

その強みを活かせば、
仕事でも、自然に成果がでるから。

 
というわけで、

【面接官へ】

面接では、
自己PR=苦手の把握と考え、
本当の良さは、しっかり
ヒヤリングしていきましょー。

「レベル低い」と言われていた
いくつかの企業に面接に行きましたら、
「お、結構いい子でしたね」と言われましたよ♪

 
【学生指導される方へ】

「学びました」アピール、やめません?

いや、「学びました」にしてもいいのですが、
強みが伝わるような書き方を
アドバイスしてあげて!

と切に願います。


【学生さん】

あなたの強みを伝えてください。


天職コンサルタント 梅田幸子

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