学生さんは、
インターンシップの応募や
エントリーシートの準備として、
自己PRに磨きをかけている頃
だと思います。
もし、
今日ご紹介するような内容に
なってたら、
見直してみましょう。
私は複数の企業に、
面接にうかがっていますが、
現4年生の選考をしてきた
企業の面接官たちが、
「学生のレベルが下がっている」と
口をそろえておっしゃいます。
そう感じさせている
元凶のひとつが、
「○○を学びました」とする自己PRです。
多くの学生さんは、
「できなかったことが、できた」
「大事なことに気づいた」
と書きます。
それは結局、
「わたしって、そういうのが苦手なんです」
というアピールになっているのです。
たとえば、
「臨機応変さを学びました」
↓
もともと臨機応変じゃない人
だということ。
アルバイト中に「臨機応変に!」と
叱られている人がよくおっしゃいます。
「リーダー役をすることで、
コミュニケーションの
重要さを学びました」
↓
重要だと思っていなかった
ということですよね。
コミュニケーションができずに、
リーダーの役割がうまくいかなかった、
だから重要だと思ったということは、
リーダーシップも、
コミュニケーションも
上手くないと伝えています。
採用側は、自己PRなので、
強みだと思って聞くのですが、
実際は、もともと苦手だったことを
語られるので、
「えー、そのレベル?」という
印象になります。
そして、「今年は、レベルが低い」という評価になりました。
大学で
「自己PRは、何を学んだか、どう成長したかが大事」と
指導されています。
大学の指導の意図は
違うのかもしれませんが、
受け取った学生のアウトプットは、
逆効果。
自己PRは、強み、仕事で活かしたい特徴を記すもの。
成長したことを書かなくて良いです。
もともと持っている強みならば、
自然と使って、
勝手に成長しているから。
(注:成長を書いてもいいです。もともと持っている強みならば)。
学ばなくても、
自然としてしまうことが
「あなたらしい特徴・強み」です。
それを伝えてください。
その強みを活かせば、
仕事でも、自然に成果がでるから。
というわけで、
【面接官へ】
面接では、
自己PR=苦手の把握と考え、
本当の良さは、しっかり
ヒヤリングしていきましょー。
「レベル低い」と言われていた
いくつかの企業に面接に行きましたら、
「お、結構いい子でしたね」と言われましたよ♪
【学生指導される方へ】
「学びました」アピール、やめません?
いや、「学びました」にしてもいいのですが、
強みが伝わるような書き方を
アドバイスしてあげて!
と切に願います。
【学生さん】
あなたの強みを伝えてください。
天職コンサルタント 梅田幸子
いつもありがとう
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