【就職転職相談】営業をしたくないのですが・・・ | 魂の望みのままに新しい時代をつくる

今日は、メルマガ のバックナンバーをお送りします。



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 >> 危険!信じちゃいけない就職マニュアルを―――斬る!  <<



        第3斬り 「○○にたとえると・・・」



CONENTS-----------
 1.信じちゃいけない就職マニュアル「○○にたとえると・・・」
 2.就職活動相談コーナー「営業をしたくないのですが・・・」
 3.信じてもいい就職活動お役立ち情報
 4.就職サポートこぼれ話



               ――― http://naitei.11oya.com/
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◇★就活相談コーナー
    「営業をしたくないのですが・・・」
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 このコーナーは、読者の方々や、就活講座などで受けた質問に
 お答えするコーナーです。あなたの質問もお待ちしています。


【今日の質問】

 新卒は、営業からという会社が多いと聞きました。
 営業が嫌でも、「営業でも、何でもやります」と言った方が
 いいそうですね。

 私は、営業の仕事がいやなのですが、面接では何と言ったら
 いいですか?


【梅田の回答】

 質問ありがとうございます。
 同じ悩みを持っている方、多いと思います。質問していただいた
 ことで、たくさんの方の就職活動にプラスになりそうです。


 今日は、2つの視点でお答えしたいと思います。 

      1・営業という仕事について
      2.面接での受け答えについて



 1.営業という仕事について


 営業に、嫌悪感を持っている方、少なくないようですね。
 その理由を聞くと、

 「押し売りはしたくない」
 「嫌がっている人に買わせるのは気が引ける」
 「ほしい人にだったら売れるけど」

 という理由が圧倒的に多いんです。あなたは、いかがですか?


 まずは、営業に対するイメージを整理しましょうか。
 レベル1から、レベル10まで、書いてみました。
 1つひとつ、あなたの価値観で、好き・嫌いを判断してみてください。


 レベル1 だまして・奪うタイプ

  「客をだましてナンボ!」という世界。自分の利益のために、
  人をだます、人から奪うという人・会社です。


 レベル2 押し売りタイプ

  だますわけでは、ありませんが、強引に、無理やりでも実績を
  つくろうとする人・会社です。
  少しあこぎなことをしても平気です。


 レベル3 がんばるタイプ

  「飛び込みこそ営業!」「足でかせぐ!」「仕事は、情熱だ!」
  という、スポ根的営業をする人・会社です。
  がんばればいいと思っています。


 レベル4 お願い型

  お客さんに、「買ってください。」「置いてください」とお願い
  して仕事を取ってくる人・会社です。人情タイプです。


 レベル5 ギブ・アンド・テイク型

  適切なサービスを提供して、正当な対価として、売上をもらう
  という人・会社です。ビジネス・ライクですね。


 レベル6 プレゼンテーション型

  相手を説得するために、工夫を凝らす人・会社です。かっこいい
  広告や見栄えのいいプレゼンテーションが特徴です。


 レベル7 コンサルティング型

  お客さんの持っている問題を解決する人・会社です。
  「提供する商品やサービスを使ってもらうと、お客さんの問題が
  解決する」ことを納得してもらうために、人間的信頼も必要です。


 さて、いかがでしょうか。

 営業を嫌だという方は、レベル1~4のイメージを持っていた方が
 多いと思います。

 実際に、だましたり、押し売りしたりする人や会社がありますので、
 しょうがないですね。

 しかし、営業の本質は、違うところにあります。

 あなたは、これまで色んな買い物をされたはず。
 だまされたり、押し売りされない買い物もたくさんしましたね。

 それぞれの商品やサービスについて、どのレベルにあたるか
 診断してみましょう。

 そして、この仕事だったらしてもいいな、面白そうだな、という
 ないか考えてみましょう。


 私は、営業職だったころ、レベル7のコンサルティング型の
 営業スタイルで、仕事をしていました。しかし、自分が営業職だ
 と思ったことは一度もありません。

 カウンセラーだとか、 コンサルタントというイメージでした。

 それでも、売上は良好で、MVPなどの賞を何度か受賞し、
 表彰してもらいました。営業、楽しかったですよ。


 さて、さらに進化すると、営業レベル8・9・10と続きます。


 レベル8 わくわくドキドキタイプ

  常に新しいことや、プレゼント、イベントをして、お客さんに
  感動してもらう人・会社です。どんどんエスカレートしていきます
  ので、お金もプレッシャーもかかるのが、玉にキズ。
  自分もお客さんも楽しい!と思える人や会社には向いています。


 レベル9 口コミ型

  お客さんの口コミだけで、仕事が回るという人・会社です。
  保険のトップセールスや、中小規模の優良企業に多いですね。


 レベル10 ファンの信者化タイプ

  熱狂的なファンに支えられている人・会社です。浜崎あゆみが
  CDを出せば、どんな歌かを聞く前に予約が殺到します。
  ルイヴィトンも、新作が出るといったら、デザインに関係なく、
  ほしい!という方が多いですね。

  あゆがラーメン屋を開いたら、ファンが殺到するでしょう。
  ヴィトンがマッサージ器を開発したら、バカ売れするでしょう。

  ファンが信者になって支えている例です。


 以上、10個のレベルの営業をご紹介しました。

 注意していただきたいのは、1つの会社の中にも、レベル1の人と、
 レベル10の人がいるということ。あなた次第でいくらでも、
 営業は楽しく、クリエイティブなものになりますね。


 あなたがしたくない仕事は、「営業」ですか?
 それとも「押し売り」ですか?



 2.面接での受け答えについて


 最近、職種にこだわる方が増えてきて、「職種別採用」をする企業が
 増えてきました。新卒から職種別という会社も増えています。

 しかし、新卒も中途も、職種別採用ではない場合、職種指定で
 入社しても、配置転換で仕事が変わる場合もめずらしくありません。


 面接で期待される答えは、会社によって変わります。

 「○○職しか、しない」というこだわりをよしとする会社もあります。
 一方で、「○○がしたいけど、他の仕事でもOK」という人物を
 求める会社もあるんです。

 同じ会社でも、その時々で変わります。質問と答えの前後の印象で
 変わるのです。面接官の考えが影響することもあります。

 だから、面接対策をすることはできません。


 自分の中にこだわりがあったら、それをしっかりと伝えることがBEST
 だと思います。嘘ついて入社したら、後で辛いでしょ?


 自分のこだわりを伝えるために、2つのヒントをお話しましょう。

 ★まず、1つ目は、「知らずに言っている人が多い」ということ。
 仕事の内容をよく知らないまま、イメージで希望を言っているだけ。

 「小さな頃から憧れていて、御社一本です」というのも独りよがり。
 裏づけのないこだわりは、受け入れてはもらえません。


 ★もう1つ。人事の配置というのは、「本人の希望」「本人の能力」
 「各部署の人員の必要性(欠員が出たとか、戦略的に部署が拡大する
 とか)」で決まります。

 これを踏まえて、志望する会社の状況を見てみるといいですね。



 質問の答え

   →→ イメージで仕事を判断するともったいないですよ。
   →→ 正しい答えはありません。
           自分の素直な気持ちを話しましょう。



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梅田幸子⇒http://with-c.net/
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【著書】

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『はじめての転職100問100答』


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