4.褒める子育ての危険
―褒めて伸ばすつもりが、理想の押し付けで萎縮した子に!
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□□□ (2)CASE STUDY
□□□ 「弱音を吐かない、強い子だ」
□□□ そう、言われて育ったら?
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●小学生になっても、子どもです。へこたれることもありますし、親に甘えたいときもあります。いえいえ、大人だってへこたれること、ありますよね。
「弱音を吐かない強い子」だと、褒められ続ける子どもは、「弱音を吐かない強い子」に育って欲しいという親の期待に応えよう!と頑張っています。
親は、「弱音を吐かない強い子」である自分が好きで誇らしい・・・。そういうメッセージを、子どもは暗に受けています。こういう子どもは、安心して甘えられる拠り所がない、という不安があります。
●この褒め言葉から、弱音を言うことは悪いことだという、学習をします。弱いことも悪いことだという、学習もします。
だから、へこたれて弱音を言いたいと思う自分の弱さを「悪いことだ」と思います。「弱い自分」は、ダメな人間だ、と思います。
そして、親(や大人)の意に沿わない「弱音を言いたい、本当の自分」は押し殺し、「弱音を吐かない、強い自分」を演じます。不安を根底に抱え、びくびくしながら、頑張ります。
●親の理想に応えたいと、無理して、無理して、これ以上、無理ができなくなってしまったら・・・・!?
引きこもり、自殺する子も、良い子が多いのも納得できますね。
●強い子どもに育てるために・・・
「辛い時は、甘えていいんだよ。」
「頑張りきれなくなったら、抱っこしてあげる」
弱音を言うことを我慢したこと、強い自分でいられたことを認めつつも、こんな安心できる言葉かけが、外に向かっていく勇気につながります。無理に演じる強さではなく、安心感と小さな自信の積み重ね、本当の強さって、こういう部分から生まれているのではないでしょうか。
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4.褒める子育ての危険 ― 褒めて伸ばすつもりが、理想の押し付けで萎縮した子に!
(3)CASE STUDY【勉強熱心で優秀な子】そう言われて育ったら?
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幸せな子育て・自分らしさの追及のヒント
を書き溜めています。
梅田幸子⇒http://with-c.net/
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