百名山40座目の節目に選んだのは皇海山(すかい)


山名からスカッとした眺望が期待できるどころか山頂は樹林帯で眺望なし、深い山で12時間以上の山行は必至などと、超どSのガッカリ名山の印象が強い。


兎にも角にも、アラフィフのおっさんとしては辛い百名山はさっさとクリアしておきたかった。

登山口の国民宿舎かじか荘を夜明けの6時に出発


錦に彩られた林道を黙々と歩く🚶‍♀️


落ち葉の絨毯がフカフカで気持ちいい。


秋だね〜


こんな綺麗な紅葉を一人占め笑


ここまで誰とも会わず笑


出発から45分、林道に別れを告げ、一の鳥居にお辞儀してから本格的な登山開始!


3m近い高さのこんな岩がゴロゴロ


皇海山のピョン吉🐸


裏から見ると背中にもう一匹背負ってた。


出発から約2時間後の8時ちょい前に庚申山荘到着🛖


基本的に無人小屋(定期的には巡回してる)

水は中に引いており潤沢らしい。


古いけど清掃は行き届いている様子


小屋の裏に水場あり


小屋で休憩した後からが本格的な奇岩との戦いスタート!


でっかい岩🪨


新倉イワオもビックリだわ(古)


この独特な梯子、田中陽希も登ってたなぁ。


ここはスカイ山らしい😁

切れた岩場を慎重に登ったり、歩いたり。


この梯子、最上段に登った時の手の置き場に困った💦



一の門


上の岩、落ちてきませんように🙏

一応傷だらけのヘルメットを被りつつも、頭をぶつけないように慎重に進む。


行場だったのかねぇ。


笹、岩、全身登り。。。。


登山開始から3時間15分で庚申山登頂!


遂に皇海山が顔を出す。


ここからは更に岩場の登り返しが拍車をかけるが

眺望は一気に広がる👀

超ドSたる皇海山、待ってろよ〜


皇海山の裏には谷川岳

オキとトマ〜🐱


動いてると暑いが、止まると寒い訳だわ


白い冠を被った日光白根山✨


眺望いいね👌

男体山、女峰山、太郎山など

日光ファミリー揃い踏み⛰⛰⛰


帝釈山も見えるんだな。




一番の痩せ尾根から眼下を見ると吸い込まれそうびっくり

庚申山以降は幾度の山を乗り越え、遂に鋸山の洗礼を浴び始める💦


そして100m岩登りキター


グレトラ3(田中陽希の300名山の番組)で陽気もその高さと長さに驚きながら登ってたな笑


真下から見るとまぁ見事に真っ直ぐ


陽気も唖然としたロープの切り株アンカー部

番組当時より更に劣化していた💦



ただ他の木に括り付けたトラロープがあるから束を上がれば難なく登岩可能!


この稜線は辛いもこの景色がその疲れを癒す。



日光や谷川の山々は最近注目してる山域


皇海山が更に近づく⛰

だけどまだまだ鋸山の岩場を登ったり下りたり


登山開始から5時間40分の11時40分、遂に鋸山登頂✌️



ここからはこの青くマーキングした道をピストン

秋晴れに山肌の紅葉がダイナミックに耀く🍁



鋸山の下りは荒廃気味💦

下った後は昼食を済ませザックを笹藪にデポし、空身で皇海山へ🥾


ザック下ろしたら楽かなと思ったがその恩恵はあまりなく登りは足にきてるのかキッツイまま。

昼食後と疲労が相まり皇海山の登りはホント眠く辛かった😭


そして遂に登山開始から7時間10分後の13時10分、スカイ株式会社本店に到着!


山頂部は樹林が素晴らしく眺め10%程度🤣🤣


よし、帰るぞ!

帰りは周回コース


2m近い笹藪を足下の倒木に注意しつつ平泳ぎしながら突き進む!


笹藪パラダイス



笹藪を抜けたら標高1,500m前後の単調な道を延々2時間以上歩く。景色の変化がほぼ無くこれはこれで辛かった。


でかい岩を通過時、転がらないでと祈りながら一気に通過



17時を過ぎると日は落ち暗夜の中、ヘッデン下山


ジェントスのヘッデン、軽い、明るい、コスパ良し!


この後も月明かりはあったものの、地元の方々つけてくれた反射板付きの目印のお陰でコースアウトすることなく19時に下山完了、ホント感謝🙏


初めての6,000kカロリー


こんなに歩いてもすれ違い人数僅少🤣



今回のカッコつけ😆

因みにこの後真下を見てその高さに驚愕💦


総括すると、深田先生、この山は確かに山頂からの眺望はガッカリ名山ですが、燻し銀の名山である事を身をもって感じました。


また、今回チョイスした王道のクラシックロードは日帰り最長記録を見事更新✌️


日本百名山40座クリアに相応しい山旅でした🙌