当社で管理しているアパートの1室をAirbnbで
運用しているのですが、わかってきたことがあります。


それは、

「狭い1Rや1Kでの運用は効率が悪く大変である」

ということです。


今回は、なぜ狭い部屋では効率が悪いのかを、
経験談をふまえて説明します。


●単身宿泊では稼げない


Airbnbのホームページでは、1名あたりの宿泊料を登録できます。


つまり、人数が増えれば増えるほど、
一度の宿泊で稼げる収益が多くなります。


宿泊後の清掃は、人数が多かろうが少なかろうが、
どちらにしても必ずしなければならないので、
出来る限り多人数で泊まってもらったほうがお得なんですね。


すなわち、収容人数の少ない1Rは
効率がとても悪いことになるんです。


●室内スペースに限りがある


Airbnbのホームページには室内設備のチェックリストがあり
室内にどんな設備があるのか一目で分かるようになっています。


例えば、ベッドや洗濯乾燥機、
ノートパソコン向けのワークスペース等です。


もちろん、宿泊する側としては、少しでも充実した
設備の部屋に宿泊したいですよね。


ただ、1Rではスペースの都合上、
多くの設備を配置することができません。


より多くの設備を設置できる広い部屋の方が、
ホームページ上の見栄えは良くなります。


●ライバル物件が多い


1Rや1Kを貸し出している人はもちろんですが、
自分が住んでいる家の1室を貸し出している人も多くいます。


当然、こういった人もライバルになってきます。


上記の通り、置ける設備には限りがあるので、
狭い部屋だとどこも同じような設備になってきます。


そうなると、最終的には価格競争になってしまうので、
いかに宿泊費が安いかで選ばれるようになってしまうのです。


以上が、効率が悪いという根拠になります。


ただし、単純に広ければ広いほど良いという事でもありません。


で運用するとなると、少なくとも4人以上の
グループがターゲットになるでしょう。


しかし、4人以上の観光客を継続的に集客できるかというと疑問です。


これまでの経験や、他のホストの宿泊記録を確認すると、
圧倒的に多いのは2人組での宿泊です。


もちろん、部屋の立地により需要の変動はありますが、
1~4人程度に対応できる1LDKが
一番運用しやすいという結論に至りました。


今後も、新たなノウハウを
どんどん配信していきますので、お楽しみに!


※民泊を始める際は、法律・条令等を十分調査した上で始めてください。