ツッカーハウス | 近江八幡 いけばなと着付け 十一色の花小路日記

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「じゅうひといろの はなこみち」
近江八幡市にて
池坊いけばな教室と
ラク+キレイ+着崩れない着付け教室を運営しています。
 

こんにちは
滋賀県近江八幡市 いけばなと着つけ 『十一色の花小路』
川村節子です。

 

ウィリアム メレル ヴォーリズさんを 
そのつくられたいくつかの建物を探訪させてもらったりして
お人柄を感じるものが大きいのですけれども
 
やはり ここへ訪れた場合 何よりも ヴォーリズさんの愛をたくさん
感じさせていただきます。
 

それがツッカーハウス。

このたび 10年かけた 再生計画によって 見学ができるようになりました。

 

ヴォーリズ記念病院は 今 もとあった場所から やや 西の湖寄りへと

移転しておられます。

旧病院の敷地内には 建物が いくつかに分かれて建っていまして

 

このツッカーハウスは 当時 世界を襲い、不治の病と言われた「結核」の

多くの患者さんを救いたいというヴォーリズさんの思いに共感した

アメリカのメアリー・ツッカー女史からの多額の寄付金により、

創設されたことからその名で呼ばれていました。

 

ヴォーリズさんは設計するにあたって、

太陽の光、緑に囲まれた風景とさわやかな風など、

そういう大切な自然がまた からだが快復していくという考え方で

この場所を選んだと言われています。

 

 

裏手側は 山の斜面になるので 二階部分になります。

その出入り口もありました。

 

わたしはずっと以前、この建物を かわいいなぁ素敵だなぁ と

眺めていたことがありました。

あんまりよく分かっていなかった時だけど 老朽した建物でありましたので

古くなってもう使われていないのかなぁ これからどうなるんだろう

と何にも知らないときだったので そんなふうに 思っていたことがありました。

 

取り壊しも 話にあがったらしいのですが

解体よりも保存と 声があがったとのことで それから約20年計画として

スタートし、再生にも10年かかっておられることなど

このように 再生となった経緯を思いますと はあぁ虹と思います。

 

見学会に来ましたら

(この記事の一つ前の記事、 ラコリーナから移動してきたのですが)

たくさんの方々が ほかにもおられていて

その中には ご自分の親御さんなどご家族が

ここの ツッカーハウスに居たというお話をされているのも

聞かれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

日照の方角も 計算されていて

また冬至期に最大熱量が得られるように 建物自体を

南北の軸から20度 東に振って

風の通り道も考えて配置された設計だそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のように 真ん中が 三階建てとなり

左右が二階建て 

地下もある 大きな建物で

内部の再生や 耐震をほどこされたり

また その内部の壁などは 当時の塗り方を再現されているそうで

雰囲気がそのまま伝わってきました。

 

 

 

今後は かつての病室となる二階部分は 音楽会などを開くスペースとなり

また別のお部屋はカフェも計画されているとのこと。

 

 

 

ヴォーリズ記念病院の 旧本館となるこのツッカーハウスの

雰囲気が 

移転先の今の病院へと 通じています。

ツッカーハウスを模してつくられている新病院です。

 

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