夢で良かったと 思いました。



私の家は高台にあり


家の庭から景色が見渡せました。






しかし その地では 少し前に水害が起きたようで



高台を降りたあたりから左手側には


薄茶色の土一色の土砂の景色が


遠くの方まで続いていました。








私の家には 現実にも交流のある友達2人が遊びに来ていて


母と私が庭まで見送りに出ていました。



この後 片方の友達の実家に行きたいと言ってて


ご実家に行くには 水害で道路が寸断されているため

右側手から かなり回り道して行かねばなりません。




ただ 見た目には 薄茶色の土一色のところは


表面は 割となめらかで ガレキなどは見えませんでした。


だだっ広いグラウンドにも見えます。







母と2人で友達が帰って行くのを見ていると





友達は右側手の道を進むのではなく


あの薄茶色の土砂へ向かっているではありませんか。




早く ご実家へ行きたかったのでしょう。







そっちへ進んではダメ! と言っても 聞こえるはずもありません。




車はJEEPなので 少しくらい路面が悪くても進めると思ったのでしょう。







数秒は うまく進めたのですが、



柔らかな路面にハンドルを取られたようで


ほんの数秒のうちに土砂の渦に車ごと飲み込まれていきました。







私と母は 呆然としました。











あの上 走れそうだよね…


と 運転する友達が呟いていたのが


頭の中をグルグルしていました。