こんにちは

 

個性輝くじぶん開発/ストレスクリア®コーチのジュンヌです。

 

 

今日から始まる

ジュンヌの世界観を創ってきた

『人生エピソード』にお付き合いください。

 

 

人と上手くコミュニケーションを取れないシャイな少女が、

あがき苦しみながら人と異なる自己表現することで創ってきた世界観。

 

そんな「人生のエピソード」をオムニバス形式で綴ってみました。

 

点が線になり、自分が目指している人生の目標へと

繋がっていることを再確認する旅になりました。

 

「全ては、生きる目的につながっている」

 

 

1章:生い立ちから人生の目標へ

2章:ファッションデザイナーへの道

3章:パリ&東京デュアルライフ

4章:苦難の人生修行

5章:人生の目標に向かって

 

 

2歳の冬から始まる長い旅路の物語が始まります。

 

 

1章-1【雪の中のだるまっ子】

 

 

辺りは一面の銀世界。

汚れのないまっさらな大地を

小さなだるまが、子犬のように飛び跳ねながら

次々と足跡をつけている。

 

 

上州のからっ風で有名な赤城山麓から続く片田舎。

この日はからっ風とはうって変わって

真っ白な雪が降り積もり静かな朝を迎えていた。

 

 

「わーい!だるまだ!だるまだ~!」

女の子の歓声が雪の静けさを破り、

子犬ようにキャッキャと弾んでいた。

 

 

 

 

塩谷家の第一子として生まれた純子(ジュンヌ)は

お猿さんのように毛深くて

けして可愛いとは形容し難い女の子だった!

 

 

それでも祖母にとっては待ちに待った初孫である。

両親が仕事をしていたこともあり、祖母が子守役になり

溺愛の対象となった。

 

 

そんな祖母の深い愛情に包まれてすくすくと育っていった・・・

と言いたいところだが、

 

 

夜泣きがひどく、祖母が一晩中おぶってあやすこともしばしばで、

大人たちは、ほとほと困り果てていた。

 

何故か鶏の絵を玄関の上に逆さに貼ったこともある。

癇の虫を封じるために良いと言われることはいろいろと試したらしい。

 

 

思い通りにならないと泣きわめき、

周りの大人達を困らせるワガママいっぱいなジュンヌは、

2歳になっていた。

 

 

朝起きると真っ白な雪を見て何を思ったか

「だるまをかぶる!」と言い出した。

 

 

いつものワガママに

父は仕方なく古いだるまを持ってきて

底と目をくり抜いてジュンヌに与えた。

 

 

その結果、冒頭のシーンが展開された。

 

 

あまりにも楽しかったのか飛び回っているうちに

だるまはボロボロに!

 

それでも飽き足りなかったのか

ジュンヌは「もっと!もっと!」といっていつものように駄々をこねた。

 

 

こうなると手におえないことを知っている両親は

近所の家から古いだるまを譲り受けてきて

ジュンヌに与えた。

 

 

雪の中でだるまと一体になって無邪気に喜んでいるジュンヌを見て

母が一言

「お前は、将来だるまのような人になるな~!」とつぶやいた。

 

 

2歳のジュンヌにだるまの意味など知る由もなかったが、

「だるまのような人」だけが

こだまのように幼いジュンヌの頭の中を駆け巡って行った。

 

 

その「謎の言葉」は成長とともにジュンヌの中で醗酵していき、

未来へとつながっていくことになる。