福島原発周辺の広い地域に放射性セシウム汚染-初の包括調査 | レオヤナギさん!どちらへ?

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「THE WALL STREET JOURNAL・日本版」より

   http://jp.wsj.com/Japan/node_298103




<転記開始>↓


2011年 8月 31日 9:36 JST


福島原発周辺の広い地域に放射性セシウム汚染-初の包括調査


福島第1原子力発電所の事故に伴う周辺地域の土壌の放射能汚染に関する初めての包括的調査結果によると、調査した2200地点のうち旧ソ連移住基準とした量を超える放射性セシウムに汚染された地点が33カ所に上っていることが明らかになった。



レオヤナギさん!どちらへ? Reuters

土壌サンプルを採取する福島県職員(今年5月、福島県相馬市)



 調査対象となったのは、福島第1原発から半径100キロ圏内。1986年のチェルノブイリ原発事故の際にソ連当局が強制移住させた際の基準だった汚染量(セシウム137で1平方メートル当たり148万ベクレル)を超えた地点が33カ所あった。また、ソ連当局が自主的な避難を呼び掛け、農業を禁止した際の基準(セシウム134と137の合計で55万5000ベクレル)を超えた汚染地域は132地点あった。 


 当局によると、最も汚染がひどい地点はすべて、原発の半径20キロの現行警戒区域内と、既に高度の汚染がみつかっている原発の北西方向の一部地域だった。


 当局は先週、原発周辺地域の放射能水準は、自然減と除染作業を通じて2年以内に半分に減少すると予想していると述べていた。


 しかし、今回の調査では、セシウムが水に押し流されて他の地域に広がり、河川、低地、海洋を汚染している可能性を示している。


 例えば群馬県は29日、県内の川で捕った魚から、法律で許容されている量を上回る放射性セシウムが見つかったと発表した。原発のある福島県以外で基準値を超えるセシウムが発見されたのは初めて。 


セシウム137の半減期は30年。これは、放射能が30年後でも半分しか減らず、数世代にわたって環境に影響することを意味する。セシウム134の半減期は2年のため、長期的な問題はそれほど大きくないとみられている。 

 今回の土壌汚染調査は原発から半径100キロ以内の土地について、2平方キロごとに土壌サンプルを採取した。調査は6月から7月の間に実施され、全国から400人以上の研究者が参加した。これまでは、航空機を使用したり地上での放射能測定を通じて土壌汚染を推定していただけだった。


  調査結果を発表した文部科学省の幹部はブリーフィングで、「土壌分析結果は、汚染に関するわれわれの推測を確認した」と語った。




レオヤナギさん!どちらへ? TEPCO/Agence France-Presse/Getty Images

原子炉格納容器に入る作業員(29日、福島第1原子力発電所)



 一方、東京電力は30日、原発で今月7日間働いていた40歳の作業員が急性白血病死亡したと発表した。この作業員の累積放射線被ばく量は0.5ミリシーベルトで、許容量をはるかに下回っていた。東電は、死亡は原発での作業と関係ないとみられると述べている


 これとは別に厚生労働省は30日、福島第1原発の作業員について年間250ミリシーベルトに引き上げていた被ばく限度を100ミリシーベルトに戻すことを検討していると述べた。250ミリシーベルトという水準は、同原発の作業員だけを対象に緊急時の被ばく限度として3月に設定されていた。






↑<転記終了>