8月2日 10シーベルトの放射線源は私のイメージでは泥のようなもの 小出裕章(MBS) | レオヤナギさん!どちらへ?

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ニュース、サッカー、音楽、etc..。自分自身のメモ帳がわりに書いて行くつもりです。転記の際、自分自身が内容を理解する為また記憶する為に、下線や色分けを独断でしております。



「小出裕章(京大助教) 非公式まとめ」より
   http://hiroakikoide.wordpress.com/


<転記開始>↓


8月2日 10シーベルトの放射線源は私のイメージでは泥のようなもの 小出裕章(MBS)
2011年8月3日

2011年8月2日(火)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組内容

2011年8月 2日【火】
“デフォルト”・・・結局なんだったのでしょうか?
「デフォルト回避」が大きなニュースになっていますが、結局なんだったのでしょうか?この結果にアメリカ国民はどう思っているのでしょうか?なにより、日本に住む私たちにとっては安心できることなのでしょうか?それにしても、アメリカには借金の上限枠がこんなに厳格に決まっていることに驚いています。アメリカの実情、そこから見えてくる日本の借金問題、ニューヨーク在住のジャーナリスト、北丸雄二さんに聞きます。
きのう10シーベルトという、とんでもなく高い放射線量が測定された福島第一原発、気になる事態が続いています。京都大学の小出先生にきょうも聞きます。


録音
20110802 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章




↑<転記終了>



<以下>↓
「ざまあみやがれい!」氏の文字おこしを転記します。

   http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65755273.html


<転記開始>↓

※初稿です。誤りがありましたらご指摘いただければ幸いです。

(書き起こし)

水野「小出さんこんばんわ」

小出「こんばんわ

水野「よろしくお願い致します」
平野「こんばんわ」

小出「こんばんわ

水野「昨日からお伝えしております。福島第一原発での10シーベルトと。いや、10シーベルトを超える、う、放射能が測定されたという話。続きうか がわせていただきたいと思います。えー、昨日はですね、1号機2号機の原子炉建屋の外側での排気筒の下の部分の配管の付近で、1時間あたり10シーベル ト以上の放射線量が計測されたと、いう事をお伝えしまして。小出先生が非常に、まあショックをうけていらっしゃる、ご様子が、お声から受け取れました」

小出「はい

水野「昨日どんなことを思われましたか」

小出「ん……恐ろしいと思いました

水野「そして今日は更にですね、別の場所でも10シーベルトを超えている可能性があるところが見つかったという話が出てきました。ミリシーベルトに しますと、10000ミリシーベルトを超えているということです。これ線量計の針が振り切れてれば、もう、どんだけかわかんないってことですよねえ」

小出「そうですね

水野「で改めてもう一度うかがいますけれども。10シーベルトというのは人間の体に与える意味で言うとどれくらいの数値なんでしょうか」

小出「えー…必ず死んでしまうという被曝量です

水野「はあ、それは時間にもよるわけですけれども」

小出「2週間以内になくなります

水野「何時間ぐらいその場所にいたら2週間以内に」

小出「1時間ですね

水野「1時間……」

小出「1時間あたり10シーベルトというそういう値を計測したと言ってるわけですから。1時間いれば10シーベルトを浴びてしまう。そして必ず死にます、そうなると

水野「それぐらいな大量のものだという、ことなんですが。え、今日、発表されましたこの、もうひとつの場所というのは高さ10メートルのところなんだそうです。高さ10メートルでも10シーベルトを超えている可能性があるというのを、どう読み取られますか?」

小出「それは私、あの、写真も何も見ていないのですけれども、なんという場所だという風に言われているのですか

水野「えーこれはですね、昨日お伝えしました場所と」

小出「はい

水野「近いところではあるんです」

小出「はい

水野「えーですから、この1号機2号機の原子炉建屋の西側にある排気筒、このわたくしあの写真で見ますと、この排気筒の、塔のところの、まあもともと問題になっているのは排気筒の配管の付近ですけれども。この配管付近の高さ10メートルの所なんですよ」

小出「配管付近の高さ10メートルということは、塔そのものという意味ですか

水野「ん、そうかも知れないですね。これはガンマーカメラというもので測定されているその写真が、公開はされております。」

小出「はい

水野「ただ、昨日小出先生が、まあ、限られた、ごくごく限られた情報の中で推測していらっしゃったことはですね。もしかするとプールの中にあるはず の使用済核燃料棒のかけらなどがですね、プールが破損したことによって爆発したときに外へ出て行く可能性があるんじゃないだろうかと」

小出「はい、そう発言しました

水野「で、高さ10メートルということになると、こうした可能性ということはどうでしょうか」

小出「ありません。多分

水野「あ、高さ10メートルだったらないですか」

小出「えっと。もともと、昨日私が発言したことが多分間違えています。えー昨日私が聞いた時もどの場所かということがよくわからなかったんですが。 瓦礫を片付けたらばそんなところが出てきたというので。なにか地表にそんなものが落ちているというふうに私は思ったのですが。

水野「そういう感じはしましたが」

小出「あとから、情報を見たところ、排気筒に繋がっているダクトの中、にどうも汚染物体があるということですから。えーベントというバルブを開けた ときに格納容器内にすでに吹き出していた核分裂生成物、まあすでにもう融け、燃料が融けてしまって格納容器の中に充満していた核分裂生成物というのが、 えー、空気に乗っか、空気というかまあ格納容器のガスに乗ってダクトの中に流れてきて、その場所に、なに、何かの要因で溜まってしまったということだと今 は思っています。えーですから、それを同じような類推をするなら、ダクトを通って排気筒にいったときに排気筒の何処かに溜まっているという可能性が高いと 思います。

水野「排気筒の中に、溜まっている状況じゃないだろうか」

小出「はい。今の、えー限られた情報ではそういう推測が私の一番の可能性だなと思い ます

水野「今の限られた情報の中でのお話しではありますけども。東電はですね、この原因を3月12日のベントをした時のもの。でこのラインを通じて高濃度の気体が流出した可能性があるという風に言っています。」

小出「はい

水野「これは小出先生の見解とじゃあ」

小出「それはもちろん、そう、です。ベントを開いたときに大量の放射性ガスが排気筒を通って外に出て、それが現在の汚染を作っている、わけですね。 周辺の。で、その排気筒から出ないで、排気筒のどこかに溜まっているものが今のものすごい放射線量を生み出しているのだと思います。

水野「じゃあ3月12日からずうーっとこの高い放射線量はそこにあったということですか」

小出「そうですね。それに瓦礫を片付けて初めて気がついたということですね

平野「先生それとですね、作業員が長い棒の先に線量計をつけて測定したと、いうふうに1万シーベルトの値がわかったときの状況…」

水野「1万ミリシーベルト」

平野「ああ、1万ミリ、そうですね。で、こんなこう素人なりに考えると長い棒の先に線量計をつけて近寄っては駄目ですよね」

小出「本当はダメですけれども、長い3メートルでしたかね。なんか棒の先につけたということはまだよかったと思います。線量計を手にもってその場所 に行ってしまったら、さっきから聞いていただいているようにものすごい被曝をしてしまいますので、慎重に作業は多分したのだと思います。

平野「ただ、今の今日の話では、高さは10メートルのところに同じ値が出たということは、その付近周囲全体が同じような値を、その、測定出来るというふうに類推すればですね。長い棒だろうが近寄ってはダメなんじゃないですか?」

小出「本当はそうですね。ですからその、ところは何がしかの形でバリアーを張って、作業員の人たちは当面はよりつかないという形にしないといけない と思います。でもいずれにしてもそれを片付けないことには今後の事故収束というか、放射能の飛散を防ぐということが出来ませんので、何がしかの形でその強 烈な放射線を出してる物体を片付けるという作業をこれからしなければいけません。

平野「あの作業にはあまり影響がないというようなことを東電は言ってるのですけれども」

小出「はい

平野「この値から見ればそんなことはなさそうに思えるんですけども」

小出「そうですね、ただ、えー、今の問題になってるのは、いわゆる建物の外なわけですが、そんなところにまあそういう強烈な放射線源があるというこ とはもちろん問題ですが。えー、建物の中に入れば、もちろんそういう強烈なものがあるということは、私もそう思いますし、東京電力ももとより、その予測し ているはずで。そういう強烈な放射線源を相手にしてもなおかつ彼等は、工程表ができると言い続けてきたわけですから。えー今もできると言うしかないだろう と思います。

平野「今のステップ2と言ってますけど、全然そんな状況ではないですね」

小出「はい、私はそう思います

水野「小出先生、今おっしゃいましたこのダクトに詰まっている放射線源になってるものですね。これって何なんですか? 固体なんですか? 気体なんですか?」

小出「えーともちろん気体ではないですね。固体あるいは液体だと思いますけれども。液体だとするとダクトの中にそんなに1箇所にたまるという状況が考えにくいので、えー、まあ半ば固体だろうなあと思います、

水野「半ば固体って言うのは……私らの目に見えるもんなのか見えないもんなのかという意味で言うとどうなんですか」

小出「もちろん見えます。ですから、見えるけれども近づいたら死んでしまいますので、えー、当面見ることは出来ませんし

水野「例えばどんな形をしているものであろうと思われますか」

小出「えー、まあよくわかりませんけど、私の今のイメージでは、泥のようなものだと思います

水野「はあ、それは何が泥になったんですか」

小出「融けたウランの燃料がえー、格納、圧力容器、格納容器の中では温度が高いので、えーまだかなり、融けた状態あるいは、まあ(かなり?)流動性が高い状態であったものが、ベントというバルブを開いたがために一気に吹き出してきた、のですね

水野「すいません、ベントで吹き出したときは水蒸気のような格好で吹き出すんじゃないですか」

小出「水蒸気と水素とまあそれに混じっているチリのようなものが渾然一体となって吹き出してくるのですね

水野「ですよね」

小出「はい。それの、気体の成分は排気筒から外に出てしまって、周辺に汚染を広げたわけですが。えー、中でもまあチリ状になっていたものなどが、排気筒から出るまでには至らないで中に溜まってしまった、ということではないかと思います

水野「はあー、じゃあそれを取り除く以外にこの放射線源はなくなりはしないわけ…ですね」

小出「(※聞きながら)そうです。そうです。はい

水野「東電はですね、今現在は空気の流れはないために外へ漏れ出すことはないと言っています。これはそうなんですか」

小出「今はえーと、換気系というものが止めてあるはずで。排気筒からの空気の流れ、あるいはガスの流れは、止めてあるはずだと私は思いますので。 えー強制的に排出しているというような状況はないですね。ただそこに放射性物質がある限りは一部が気化して自然に気化してでていくというようなことはある だろうと思います

水野「ふーん、これ3月、じゃあ12日のベント以来、ずーっとそこにあったと、思われますよね」

小出「そうです。

水野「で、これがここだけではなくって、他にもある可能性も認めているわけですよ」

小出「そうですね

水野「で、今日もですね。1号機の原子炉建屋の2階で1時間あたり5シーベルトが測定されています。これは屋内としては1番高い数値です。これはどうご覧になりますか」

小出「ああ…もうそれも恐ろしいですね。そんなところには、怖くて近づけないです。

水野「これは普通考えられない数値ですか。」

小出「ありえませんね、私…

水野「これも、あごめんなさい」

小出「私のように放射線管理区域で働いてる人間から見てもそんなに強いところには、まずは行かれないという、強さです

水野「これも同じメカニズムでしょうか」

小出「んー、よくわかりません

水野「あの、このことでですね」

小出「はい

水野「えっと、敷地の外、原発の敷地の外にも漏れ出たり、まあ住民の皆さんが意識しなければいけないということは、ありえないでしょうか?」

小出「ええー、‥…。まあすでにもともとその閉じ込め機能というのは格納容器というものが担っていたわけで。えー、その格納容器がすでに壊れてしまって格納容器から外に出てしまっているわけなのですね。ですからもう閉じ込め機能自身がもうないと思わなければいけません。ですから、えー、そこ、今 ある場所からどこかに移るということも防ぐ手段はもうないのです。ただじっとしておいてくださいよと言ってお願いするぐらいのことですね。えー、でも、ま あ事故から5ヶ月近く経ってきたわけで。え……、そういう部分のところがものすごく高温になっていて、どんどん気化してガス状になって飛び出していくとい うような状況は多分ない、と思いますので、周辺の人達に膨大な、3月中頃のような膨大な危険が加わるというようなことは多分ないだろうと思います。

水野「はあー、はい。ありがとうございました。京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生に伺いました」

(書き起こし、ここまで)



↑<転記終了>