病院に診察をしてもらいに自主的に来たのに、
会計時になって、

「お金無いんですけど、どうしたらいいですかね?」

って言ってくる人、あれ、なんなんだろう。

お金が無いなら病院に来るなとは言いません。
頼る人も、借りる場所も無かったのかもしれません。
苦しくて、痛くて、藁をも掴む思いで救急車を呼んだのかもしれません。

本当に医療が必要だった、お金が無いのに治療を受けてしまった、分割でも払うのでって神妙な顔をされると、こちらもどうにかならないかという思いにもなります。

でも、

開き直ったり、逆ギレしたり、苦しんでるのにお金とはこの病院はヤクザか、あんたは鬼か?と不貞腐れる人、
勝手にCTを撮ったとか、勝手に点滴をしたとか…自分の足で帰れる程元気になった後でそれ言う人、


あれ、なに?笑


どんな呪式なん…



自分の物差しで物事を測ってはいけないことは、重々承知ですが、医療従事者になる以前も、小銭しか持たない状態で病院に行こうと、私は思ったことはありません。

病院は病人に治療を行う場所ではありますが、残念なことにボランティア施設ではありません。救急外来に来て保険証も未提示のまま、精算に来ない患者さんもかなりいます。年間の未収金はかなりの額ですし、国が行う未収金の救済措置は、未収金者への文書での請求、電話での請求、そして訪問までしても回収出来なかった場合のみに指定され、そして、全額が補助される訳ではありません。

口コミに、「こっちは具合が悪くて苦しんでいるのに金を払えと言われた、最低な病院」と書かれたこともあります。


時々、人が怖くなります。



今日の曲はBUMP OF CHICKENの「ギルド」でした。