あと数日で2023年も終わろうとしている。ただ生きているだけの生活だから、またしても生き残ってしまった事を神様に感謝して良いのかどうかも分からない・・・

昨年の今頃は「自称第一人者」から、大ちゃんが「半人前」とこき下ろされてた事を思い出す。今年度は彼の投稿記事は見たこと無いから、あの方はただ、嫉妬心から大ちゃんの悪口を書いていただけのようにしか思えないのですがね。引退にあたっての功績に対しても有り難うという感謝の言葉もなかった。

私の中での今年のかなだいの演目のハイライトはなんと言っても世界選手権の「オペラ座の怪人」でした。Conga も素晴らしかったけれど、一般視聴者・芸能界も含めての心にも残るものと言えばやはりこちらになるような気がします。

昨年初披露された時から「ナンダこりゃ」という感覚に陥ってしまっていました。それは演技冒頭に芝居が入っていたところでしょうか。

リンクの真ん中で回りの観客の視線を「二身」に浴びながら「小芝居」が始まる。

アイスダンスの要素のコレオステップを利用しての小芝居だが、それは劇場で、愛する男女が戯れて芝居をしているようなシーンにも見える。

そしてこの小芝居から曲調がかわり、いきなり高速スピードで旋回しながらストレートラインとローテーショナルの組み合わせリフトに入って行く。まさに劇的な演技構成でした。

メリ・チャリさんのオペラ座の怪人の方が技術は上なのでしょうが、あんな風に劇的に高揚するような部分は無かった。

多分、いかにも舞台芸術をフィギュアスケートに落とし込んだようにさせた事が日本中にあれだけの感動を生ませた原因だったのではないでしょうか。

初めてアイスダンスを見る方も劇場関係者も、これまで無かった設定だけに、みな、「アイスダンスはこんなにも素晴らしいものか」「芸術は爆発だ」なんて言って、目が釘付けになっていたのではないでしょうか。

それだけ、これまでに無い斬新なアイデアで振り付けられた演目であり、唯一無二の「オペラ座の怪人」であったと思います。

 ただ、誰でもあのような演技ができる訳ではないでしょう。

村元哉中・高橋大輔という二人の希有な役者が揃ってこそ初めて為し得た名作なのかもしれません。

いつか、かなだいの演技を引き継ぐようなカップル選手が現れることを切に願っています。

 

 

↓ ↓ こんな演技が出来るのも「かなだい」しかいない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ ↓ 

 

 

当日は約600名の方にご参加いただき、スケート演技鑑賞では、2024年2月に催されるアイスショー「滑走屋」のスケート演技の一部を披露していただき、続くスケート教室には、4歳の年中さんから、61歳の素敵なシニアの方々にご参加いただき、村上佳菜子さんから直接丁寧な指導受けて、後半では見違えるほどに上達され、この貴重な機会に皆さん笑顔溢れる教室となりました。

 

 

 

↓ ↓ フィギュア界最高峰のアイスショー

最高峰 ←← これホント。RTが1700件って、凄いわ。