今日は、久しぶりに飲んでいます。


普段は、全く飲まない様になっていたけど…


今日は特別な日だからかな。

ビールをロックで飲んでいます。


今日は妻の三回忌。


ビールをロックで飲むのは、お酒が弱い妻が晩酌を付き合う為に、始めたスタイル。


今日は凄く妻を近くに感じている。


三回忌の最中
自分の肩に手を乗せて来たから…


酒の肴は、豆腐に味の素と醤油を掛けたシンプルな物…。

初めて夫婦だけで、生活を始めた時、妻が作った肴。

お金も無く、生活するのが精一杯だった頃の料理。


豆腐に手を伸ばす度に、妻の言葉を思い出す…。


『少しも貧しいって思ってないよ。
何でも一緒にやれば節約も出来るしね。だからお風呂は毎日一緒』


『大根だけでも一週間大丈夫だよ。
いつも傍に居てくれるし、毎日話が出来るから』


いつも笑顔で、家族の中心
みんなが大好きな妻

そんな妻の変わらない笑顔みたいから

心配だけは掛けないように

頑張って生きて行くよ。


色々トラブル続きで残業ばかり…

この不景気の残業は、贅沢な悩みかも知れない。


今は、ちび達との時間を大切にしたい。


愛情はお金では買えないから

だけど

愛情を育むにはお金は必要


片親じゃ無ければって思うよ…


ちび達
寂しい思いばかりさせてごめんね…。



ちび達のゲームを買いに行った時に、何気なく手に取った一冊の本


『余命一ヶ月の花嫁』


読み進める内に…
涙が止まらなくなった…。

千恵さんにじゃなくて


妻に対して…。


妻は事故で亡くした

突然の別れ……。

余命なんてものは無かった。


だから、今まで
妻の事を忘れた事はないと思っていた……


この本を読む迄は…


人は痛みや悲しみを忘れる事で前に進めるらしい


妻の姿や声は今でも覚えているし
写真や携帯動画で、いつでも振り返る事が出来る。

匂いや温もり迄は思い出せないが…。


ただ
妻との思い出や約束は
殆ど忘れていた


『余命一ヶ月の花嫁』

の彼女に、みんながやって来た事は…


自分もやって来た。

美味しい物を食べに行ったり
旅行したり等など。

一気に
妻との約束や思い出が込み上げてきて
胸がいっぱいになった…。


写真やビデオじゃ思い出せなかった事が沢山………。


今週末は妻の三回忌

もしかしたら、自分の事を思い出して欲しくて
この本を読ませた様に感じた。


人が本当に死ぬって事は
その人との思い出を忘れる事だと感じた一日になりました。