ちび助の管も外れたので

お兄ちゃんとお姉ちゃんに会わせ様と

ちび助を残し兄姉を迎えに行ってる時間に

晩御飯になっていた。

カーテンで仕切られた病室で

一人涙をこらえて
少しづつ、ご飯を食べていたちび助…


お兄ちゃんとお姉ちゃん
を連れて来たら………

突然、ちび助が



号泣


『淋しかったよ~』


母を亡し
今まで食事は兄姉と一緒だった、ちび助にとっては

一番辛い時間だった。


お姉ちゃんは目を真っ赤にして
ちび助を抱きしめてあげてくれた。


病院の食事は
美味しい物では無いが
食べないと退院が遅れてしまう。


一人では、ほとんど残していた晩御飯

お姉ちゃんにご飯を食べさせてもらって

綺麗に完食
嫌いな物も全て


その後10分ぐらい

何も語らないで
お姉ちゃんの腕を掴んでた、ちび助


兄姉が帰る時に

『早く家に帰りたい』

泣き出したちび助に
お姉ちゃんが!

『毎日ちゃんと御飯を食べたら、早く帰れるよ』

と、ちび助に優しく声をかけてくれた。


ちび助にとって
お姉ちゃんは
お母さん代わり


自分の娘ながら
その優しい愛情に感動しました。

ちび助にとっての初めての入院

麻酔が切れて
目覚めたのは次の日の朝でした。


『とーちゃん』
『痛いよ』

ちび助の第一声


『お腹のバイキンは居なくなったから大丈夫だよ』

ちび助に声をかけたが…

『とーちゃん』
『ここが痛い』

ちび助が指差したのは

尿道に入っている管

『とーちゃん、とって~』

ちび助が泣くけど…
術後、直ぐにはとってもらえず

管が外れたのは夕方でした。


3日は祝日早出出勤

会社の事務職には私一人


いつもの様に電話応対中に

携帯電話が鳴った

ちび助から…
『お腹が痛いよ~』

泣きじゃくるちび助に何もしてやれず…

お姉ちゃんにお腹を摩ってもらう様にお願いした。


昼前に、一人帰って来たので
事務所をお願いして帰宅。


帰宅した時
ちび助はソファーに疼くまっていた…。

ちび助を抱き抱え

直ぐに休日診療所に連れて行った。


検査の結果

急性虫垂炎
言わゆる盲腸だった。

直ぐにちび助を子供病院に転送されて

緊急手術

ちび助は局部麻酔ではなく

全身麻酔で手術が行われた。


幸い腹膜炎を起こして無かったので

手術は1時程度で終わった。