＊君の膵臓をたべたい＊

やっぱり面白かった。評判いいのも分かる。読み終わった後のメッセージ性がすごいあったこの本。これから自分に何が起きるかなんて分からないし自分が明日生きてるかどうかの保証なんかなくて、１日１日意味を持たせながらちゃんと生きたいなって思った。主人公の女の子、桜良の言葉にグサグサ刺さる箇所が何箇所かあった。

桜良は自分が病気と知りながら強く強く生きてて自分のやりたいことやって弱いところ全然見せないで生きてた。その姿がカッコよくも、桜良の居なくなったあとの世界がどこか切なくて空っぽだった。最後ラストスパートは悲しかったけど、でもあの時の表情こう思ってたんだ、あの時はああでって答え合わせしてるみたいで結構好きだった。

ひかりはなぁ、自分の気持ち伝えるの苦手。自分に対して凄い嬉しい言葉を掛けてもらった時めちゃくちゃ嬉しくてあったかい気持ちになるけど、その言葉に相応する良い返しが思いつかなくていつもありがとうってだけ返す。だからちゃんと気持ち伝わってるのかなって思うけど、やっぱりそういうのちゃんと伝えなきゃね。ちゃんと言おう大好きって。

映画見るときちゃんと伝えよう。