夏・秋編と、冬・春編があって
どっちもとっても綺麗で美しい映画だった。






あらすじは‥

東北の小さな集落を舞台に、畑仕事をして暮らしている若い女性・いち子の生活を描いた作品。主題は食であり、一話ごとに自然の食材を使った様ざまな料理が紹介される。五十嵐自身の実体験が如実に示されている作品であり、作中の料理もほとんどが実際に作ったものであるという。



自給自足の生活で、
生きるために食べる。食べるためにつくる。

それの繰り返し。

日本の四季の美しい風景だったり、四季に合わせて作る野菜、食べ物。日本の映画ってこういう美しい作品をもっと出せば良いのになって思った。(知らないだけかもだけど笑)








そんで、自給自足の生活だったり1から食べ物を作ったりってのをしたくなった。今まで食べてきたもんは大抵もう既に加工された状態のもので、肉だって魚だって野菜だって誰かの手が加えられたのしか食べたことがない。


手作り野菜作りたくなったけど栽培の知識がほとんどないからきっと作っても駄目にしちゃうんだよなぁ。おじいちゃんに聞いとけば良かった。小さいころ農業やってるとこ見たりちょっと手伝ったりしてただけで詳しく聞いたことってなかったからなぁ。後悔。まずは大好きなトマトとか育ててみたい!そんでトマトパスタ作りたい!

ぜんざいも自分で作ったの食べたいな!

都会が良い都会が良いとか言ってたけど、田舎のこういう暮らしも良いね。

料理も凄いなって思ったけどそれ以上に風景がめちゃくちゃ綺麗で印象深かった。いちいち感動しちゃってなかなか進まずで‥見るのに時間かかっちゃって。特に夏から秋にかけては本当に好き。

「料理は心をうつす鏡よ」
いち子のお母さんが言ってた言葉。確かに。食生活が荒れたら心も荒れるし。逆も然り。自分の食生活見直さないとなぁ。テキトー過ぎて恥ずかしくなった。料理のこともっともっと知識をつけたい。


あと一つ印象深かった言葉。

何か小森とあっちじゃ話されてる言葉が違うんだよね。方言とかそういうことじゃなくて。

自分自身の会話でさ実際にやったことと、その中で感じたこと、考えたこと。自分の責任で話せるのってそれぐらいだろ。そういうところをたくさん持ってる人を尊敬するし信用もする。

何にもしたことがないくせに何でも知ってるつもりで他人が作ったものを右から左にうつしてるだけの奴ほど威張ってる。薄っぺらな人間の空っぽな言葉を聞かされんのにウンザリした。

俺はさ、他人にころさしといてころし方に文句つけるようなそんな人生は送りたくないなって思ったよ。」

(ちょっと強烈な言葉が混じってて消されるかもしれないからそこは平仮名にしました)

この言葉、色んなこと感じずにはいられなかった。ツーンって胸の奥が痛くなった。自分もその中の1人だったかもなってね。



あとはね、個人的に主題歌がFLOWER FLOWERなのも良かった。めちゃくちゃ合ってた。YUIの声やっぱり素敵だ~!!

また何回も何回も見たい映画でした!
素敵な映画!おすすめ!時間があるときにぜひ!