第22回ボローニャ・ブックフェアinいたばし「世界の絵本展」に行ってきたよ | 本を片手に、どこまでも。

第22回ボローニャ・ブックフェアinいたばし「世界の絵本展」に行ってきたよ

皆さま、週末、いかがお過ごしですか?

私は10時からマッサージに行き、90分みっちりしてもらいました。

足裏マッサージが気持ちよかった 


そんなこんなで午前中ゆっくりし、午後から動きました!

人生初

成増駅で下車!



向かうはこちら!



北イタリアのボローニャ市で毎年行われる「ボローニャ児童図書展」に出展され、今年イタリアから寄贈された、32か国410冊の児童書の中から各国の絵本を紹介する「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」に行って来ました。




階段を上った先の部屋には、

今年のボローニャ・ラガッツィ賞の受賞作品が展示されています。

ボローニャ・ラガッツィ賞(BolognaRagazziAwaard)は、ブックデザインとして優れた児童書に贈られるそう。

フィクション部門(“La Noël de Margueriti” カナダ)など、今年の受賞絵本の「全作品」を展示されていました。 



翻訳ボランティアさんが、絵本のあらすじを書いてくれています。

でも中にはその言語のボランティアが見つからない場合も!

ただ絵を見るだけでも、その国の自然とか習慣を感じることができるのも絵本の力ですね 



「ボローニャ児童図書展」に出された本以外にも、蔵書としておかれている60言語の絵本を手に取ることができますよ。


こんなにたくさんの言語が、世界に存在する


子どもたちにとって自分のまわりの社会だけではない、世界のことについても気がつくきっかけになればと願ってやみません。

絵本館では、現在、世界約85か国、2万5千冊の絵本を所蔵しているそうです。そのうち、60言語以上の絵本を展示なんですね。 

世界の言語として代表的な英語、フランス語をはじめ、絵本館でも1冊しか所蔵していない「オック語(フランスの南部)」、「フリウリ語(イタリア北東部)」、「マオリ語(ニュージーランド)」など、珍しい言語の絵本を紹介されていました。




なかなか手に入らない・・・ということで、

シャンティ国際ボランティア会がラオスやアフガニスタンで出版した絵本も展示していただいています。



またこれは楽しいっ 

世界で翻訳されている、日本の絵本の展示。

それも各国で印刷されたものを一同に集めています。


きんぎょがにげた

このきんぎょさんの愛くるしい姿に、メロメロです笑





きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)/福音館書店
¥864
Amazon.co.jp


また「わくわく情報コーナー」には、シャンティのパンフレットも置かれています。

また『日本と世界の図書館を見てみよう』(岩崎書店)にはシャンティのアジアでの活動も掲載されています うへ

ぜひ手に取ってください。




日本と世界の図書館を見てみよう (図書館のすべてがわかる本)/岩崎書店
¥3,240
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出入り口のところに『ぐりとぐら』の帽子が

板橋区立いたばしボローニャ子ども絵本館のスタッフで、Facebook友達の浅妻とも子さんと、ぐりとぐらをやりました!



全部の本、手にしたくなります。

また多文化を知る上で、絵本の持つ力は絶大です。


ドイツの深い森、

フランスパリのエスプリ

ブラジルの力強さ



そんな雰囲気が感じ取れます。


ぜひお立ち寄りあれ!


第22回ボローニャ・ブックフェアinいたばし「世界の絵本展」 ●日時 平成26年8月16日(土)から24日(日) 9時~19時

●場所   成増アートギャラリー (板橋区成増3-13-1、成増図書館向かい) 

●費用 入場無料です。 

●交通 
東武東上線「成増」駅(北口)下車徒歩3分 
東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄成増」駅徒歩5分 展示内容 ●新着絵本コーナー

今年寄贈された32か国410冊の児童書の中から、特におすすめの絵本を展示します。 “長くつ下のピッピ”の作者リンドグレーン(Astrid Lindgren)の「Tomten ar vaken」や,”L’Amant(愛人ラマン)”の作者デュラス(Marguerite Duras)の著作歴唯一の童話「AH!ERNESTO」など。 



シャンティで出版した本などをお貸し出しできます。

左クリック 詳しくはこちらからお問い合わせください。