小説:「毒笑小説」 東野圭吾 集英社文庫 | お茶の葉っぱとみかんの皮

お茶の葉っぱとみかんの皮

お茶の葉っぱとみかんの皮

「毒笑小説」 東野圭吾 集英社文庫


「怪笑小説」、「黒笑小説」と同じシリーズの短編集。第二作品。

本来なら「黒笑小説」より先に感想を書くべき本だったのかもしれない。


これも例によって皮肉の利いた短編集。


「誘拐天国」「エンジェル」「手作りマダム」「マニュアル警察」「ホームアローンじいさん」「花婿人形」

「女流作家」「殺意取扱説明書」「つぐない」「栄光の証言」「本格推理関連グッズ鑑定ショー」「誘拐電話網」

で構成されている。


個人的にはシリーズの中で一番の出来だと思う。

どれも甲乙付けがたいくらい面白いしバランスもいい。


注目すべきなのは「本格推理関連グッズ鑑定ショー」の中で

同著者の『名探偵の掟』で登場した事件の真実が明らかになっている点。

たくさん書いている著者だからこそできることだなーと思ったり。


毒笑小説 (集英社文庫)
毒笑小説 (集英社文庫)
posted with amazlet at 09.09.18
東野 圭吾
集英社
売り上げランキング: 45385