歯周病のチェック方法としてプロービングテストがあります。
このプロービングテストで得られる2つの指標としては
・プロービング・デプス(PD)=歯周ポケット深さ
歯周病がどの程度進行しているかを表す指標です。
・ブリーディング・オブ・プロービング(BOP)=プロービング時の出血
現在の歯肉の炎症度を表す指標
もう少しわかりやすくパターンで説明すると、
Aさん:PD=2mm程度、BOP=数%
歯肉炎でも歯周炎でもないので歯茎は至って健康です。
Bさん:PD=2m程度、BOP=50%
現在年齢が若いが、最近歯茎の腫れが気になる
つまり、歯周ポケットは浅いが、炎症は大きい
数年後には中等度の歯周病になることも十分に考えられる。
Cさん:PD=4mm、BOP=ほぼ0%
過去に中等度歯周病と診断されたものの、
その後の適切な治療とメンテナンスで、現在は健康な歯肉の持ち主
Dさん:PD=4mm以上、BOP=30〜50%
既に中等度の歯周炎にも関わらず、さらに進行する可能性大
あなたはどのタイプに近いですか?
一度、歯周病を患い中等度歯周炎まで進行しても、その後のメンテナンスで
Cパターンまで回復させることも可能なので、毎日の努力有るのみです。