こんにちは。日本初の絵本教育コンシェルジュ響野なおこです。

 

チロル地方の民話をルース・ソーヤ―が再話し、

バーバラ・クーニーが絵をつけたクリスマスのお話です。

 

とってもふしぎなクリスマス/ほるぷ出版
¥1,512
Amazon.co.jp



絶版なのでしょうか。
このような表紙です。

「ゴブリン」という小さくて醜い妖精を知っていますか?


地中に住んでいるお話もありますね。

このお話では、ちょっぴりひねくれたいたずら好きの

ゴブリンの王様が、靴屋を助けてくれます。

 

雪に閉ざされた谷間の村に、

たいへん貧しい靴屋が住んでいました。

奥さんは亡くなって、

あとに3人の小さな男の子が残されました。

 

よい仕事がもらえた日には、ご馳走が食べられますが、

戦争が始まり、

冬になり、

食べるものも薪も

ほとんどないくらしになってしまいました。

 

クリスマスの前の日のことです。

兵隊さんや将軍の靴直しのために出かける靴屋のお父さん。

3人の子どもたちは何も食べるものがない中、

ベッドにもぐりこんで、

寒さに震えながら留守番をすることになりました。

 

そこへやってきたのは、見たこともないよう小さな男でした。

図々しく家の中へ入り込み、

食べ物はないのか?

あっためてくれ!

ベッドに入らせろ!・・・と、

子どもたちに意地悪をします。

はては、子どもたちを蹴飛ばす始末です。

 

腹立ちまぎれにとんぼ返りをうった一番年上のフリッツル。

逆さになったときに、

ポケットの中からポトンと何かが落ちてきました。

とんぼ返りのたびにポトン!ポトン!

金色の大きなオレンジと砂糖菓子が出てきたのです。

同様に次のフランツルのポケットからは、

クリスマスの菓子パンや

クリスマスクッキーが出てきました。

 

小さな男は末の弟も乱暴にベッドから追い出し、

とんぼ返りをうてと命令します。

 

トンボ返りなんかうてないと言うと、

脚をもって逆さにしろと怒ります。

 

2人の兄さんに逆さにされたハンスルの

ポケットからジャラジャラ出てきたものは・・・?


たくさんの金貨や銀貨だったのです。

3人は手を取り合って歌い踊りました。ふとベッドを見ると、

あの男の姿はありませんでした。

 

お父さんもたくさんのお土産を手に帰ってきました。

感謝の祈りを挙げて、

靴屋の家にも幸せなクリスマスがやってきました。

 

ご馳走を作る時の楽しい掛け声もあって、

大勢で聞いて楽しむ、古くから伝わるお話のようです。

あたたかな絵が、お話を引き立てています。

 

子どもたちと一緒にページを開いてみませんか?


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
絵本48冊付き!3か月家庭教育個別プログラム
「スマートチャイルド・ブリングアップメソッド」
体験会のお知らせをしています。
横浜に加え、
東京・赤坂の事務所でも開催しています。
ぜひ、ご参加くださいね!

お会いできること、楽しみにしております。
詳しくはこちらをご覧ください。

http://bit.ly/2fsvkYz
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
絵本の言葉×キネシオロジー体感会
「あなたの ほんとにほんとに ほしいものとは?」
大好評につき再開催決定!残席2です!
12月2日(金)10:00~南浦和にて

詳細・お申し込みは、こちら

http://bit.ly/2aNa4J6