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闘病記8で貼り付けた動画が
生前最後の姿となりました。
6/12早朝
日本動物高度医療センターから
着信音が鳴りました。
「ああ、その時が来てしまった」
と。
心停止して
今蘇生をしているとの内容でした。
蘇生は30分程しかしないのです。
急いで支度をして
駅へ向かう途中に
最期の報告を受けました。
病院へつくと
綺麗に処置されいい香りが
漂うノンノにお花が添えられてました。
「ノンノごめんね」と
何度も何度も泣き叫びました。
ノンノと心の中で約束していた
腕の中で看取る事が
出来なかったのです。
この事は
今振り返っても
涙が止まらなくなります。
ただ、主治医の先生のお話だと
痛みもなく、
眠るようにゆっくりと呼吸が
緩やかになっていった、と。
腕の中は無理でしたが
本来の私達の目的であった
「痛み、苦しみ、餓死、窒息死」
は完璧に避けられました。
この状況だと
家で看取るのは
かなり苦しんだかもしれないと。
これだけでも本当に救われた思いです。
そして、
全力で尽くして下さいました
日本動物高度医療センターの
先生方には大変感謝しております。
筆職人さんが作ってくださる
尻尾のストラップ
もっと綺麗なコートだったのに
病気でパサパサになりましたが
宝物。
足型もとりました。
そして、癌と分かってすぐに
羊毛フェルト作家さんに
依頼しました。
沢山のメモリアルグッズに
囲まれてるせいか
ノンノがいない事が
とても不思議に思います。
月命日も2回目を迎え
会いたくて会いたくて
涙が止まらなくなる夜もあります。
泣き虫な私を励ましに来ていたのは
ノンノの役目でした。
すっ飛んできて
「ママ〜、私がいるから大丈夫だよ〜〜」
と励ましてくれました。
今はその役回りが
ネンネに変わりました笑笑
泣いてると
ネンネがすっ飛んできます。
きっと
ノンノから言われたのでしょうね。
というか、
今だに2人は
一緒にいるのかもしれませんね。
闘病記をお読み頂きありがとうございました。
私はやはりどうしても
ノンノを腕の中で安心させて
いかせたかったです。
でも
事はなるべくして起きています。
ノンノは私が泣いてる姿を
最期に見たくなかったのかもしれません。
眠るようにして亡くなる
事が一番の目的だったのだから
それはそれでヨシなのかもしれません。
でも
どんなに医学が発達していても
これは人間でもきっと同じ
数値上では可能性が
あったとしても
一番愛してる人の
直感が数値より何よりも正確です。
数値上では確かにまだ
回復の見込みはありました。
でも
私には
時間単位で終わりが
手に取るように分かりました。
どのシーンでも
私の直感は当たってしまいました。
判断に間違いはありません。
だけど
直感を信じて判断をすることが
一番大切です。
現代の動物病院での医療については
思うことが多々あります。
間違った病院選びをしないように、
その番外編も記録として残したいので
またお読みいただけたらと思います。
ありがとうございました。
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