ちぃこままん

ちぃこままん

自閉症の息子、認知症の母を介護しています。
乳癌サバイバーの奮闘記


子宮の入り口(子宮頸部)の細胞が“いつもと少し違う形”になっている状態です。
痛みや出血などの症状はほとんどなく、ふつうは 検診で初めて見つかります

高度異形成は「がん」ではありませんが、放っておくと将来がんに進む可能性があるため、早めの対応がとても大切です。

子宮頸がんの主な原因はHPV




子宮頸がんの多くは ヒトパピローマウイルス(HPV) というウイルスが原因で起こります。

HPVはとても身近なウイルスで、
性交渉を経験した人の 約8割が一度は感染する と言われています。

ほとんどの場合は体が自然にウイルスを追い出してくれますが、
一部の人ではウイルスが長く残ってしまい、細胞の異常 → 高度異形成 → がん
という流れで進むことがあります。

コンドームでも完全には防げない




HPVは肌と肌が触れるだけでもうつることがあり、コンドームをしていても100%防ぐことはできません。
女性だけでなく男性も感染し、がんの原因になることがあります。

HPVワクチンで予防できます




子宮頸がんを大きく減らすことができるのが HPVワクチン です。

現在の「9価ワクチン(シルガード9)」は、がんの原因となるウイルスの多くをカバーしていて、
子宮頸がんの80〜90%を予防できる と言われています。

いつ打つのが一番いい?

ウイルスに感染する前が最も効果的なので
10代前半(性交渉をする前)の接種がベスト です。

日本の無料接種

日本では
小6〜高1相当の女の子は無料(公費) でワクチンを受けられます。
この年齢を過ぎると自費になります。

自費接種の費用


任意(自費)で受ける場合の目安は次の通りです。

  • 9価ワクチン(シルガード9)
    1回 約3万円、3回で約8〜10万円
  • 2価・4価ワクチン
    1回 約1.5〜2万円

45歳くらいまでの女性なら、多くの病院で予約できます。

費用について

金額だけ見ると高く感じるかもしれません。
でも、もしがんになった場合は

  • 手術や治療にかかる費用
  • 長く続く通院
  • 仕事ができなくなる可能性
  • 心の負担

など、想像以上に大きな影響があります。

「少し高く見えても、自分の未来を守るための大切な予防」と考える患者さんも多いです。

すでに性交渉後の場合

性交渉の経験がある人の多くはすでにHPVに触れています。
わたしのように「ワクチンを打っても、もう遅かったかもしれない」と感じる方もいます。

ただし、ワクチンは
まだ感染していないHPVの型からはしっかり守ってくれます。
そのため、決して無駄ではありません。


子宮頸がんの原因になるHPVの型と、その割合


子宮頸がんの原因のほとんどは
「ハイリスクHPV」と呼ばれるいくつかのウイルス型によって引き起こされます。


特に、日本でよく見られるのは次の型です。


【1】HPV16


・世界でも日本でも 最も多い原因ウイルス
・子宮頸がんの 約50〜60% に関わる
・がんへ進むスピードも比較的早め


【2】HPV18


・子宮頸がんの 約10〜15% を占める
・特に「腺がん」というタイプのがんと関係が深い


【3】HPV52


・日本に多いタイプ
・子宮頸がんの 約10%前後 に関わる
・アジア圏で特に感染者が多い


【4】HPV58


・これも日本に多い
・子宮頸がんの 約5〜10% に関わる
・アジア特有の広がり方をしている型


その他のハイリスク型


上の4つほど多くはないですが、以下の型も子宮頸がんの原因になることがあります。
・31
・33
・35
・45
など


9価ワクチンが守ってくれる範囲


9価ワクチン(シルガード9)は、次の 9種類の型 をカバーします。


16、18、31、33、45、52、58

6、11(尖圭コンジローマの原因になる型)


特に、子宮頸がんの大部分を占める
16・18・52・58
の4つをしっかりカバーしているため、
子宮頸がんの80〜90%を予防できる と言われています。



男性にもワクチンが大切な理由

HPVワクチンというと「女性のためのワクチン」というイメージが強いですが、実は 男性にとってもとても大切 なワクチンです。

1. 男性もHPVに感染します

HPVは性別に関わらず感染します。
男性が感染すると、以下のようながんの原因になります。

  • 咽頭がん
  • 肛門がん
  • 陰茎がん
  • 性器にできるイボ(尖圭コンジローマ)

特に 咽頭がん・肛門がん はHPVとの関連が強いことが分かっています。

2. 男性が感染すると、パートナーにもうつす可能性

HPVは皮膚や粘膜の接触だけで広がるため、コンドームを使っても完全には防げません。
そのため、男性が感染していると、気づかないうちに パートナーへウイルスをうつす ことがあります。

つまり男性がワクチンを受けることで
・自分自身の健康を守る
・将来のパートナーの子宮頸がんリスクを下げる
という2つの効果があります。

3. ワクチンは男女ともに「早いほど効果的」

ウイルスに感染する前に接種するのが一番効果を発揮するため、
10代前半(性的接触の前) に打つことが理想的です。
男女どちらも同じです。

4. 世界では男女ともに定期接種が広がっています

オーストラリアやイギリスなどでは、男女ともにHPVワクチンが無料の定期接種。
その結果、若い世代の前がん病変や尖圭コンジローマが大幅に減少しています。

5. 日本でも男性接種が増えています

日本では、男の子の接種はまだ任意(自費)が基本ですが、
「自分のため・パートナーのため」に接種する家庭が増えてきています。

費用(自費の場合)

  • 9価ワクチン:1回約3万円(3回で約8〜10万円)

今後、男性への公費接種が広がる可能性もあります。


私のところは息子ですが、この9価ワクチン受けさせようと思っていますが、皆さんはどうですか?


気軽にコメントくださ~い(〃'▽'〃)