今宵の夕風は春めいて、気持ちいいから
カフェのテラス席でチル。
暮れゆく青空と雲の流れをイタリア、ルネサンス絵画を彷彿としながら眺めていたのです。
さて、最後の一滴、と思ってぐいっと飲み干したとき、白い月と目が合いました。
ええーっ、真上にいたの?
ずっと、見られていたような気になって恥ずかしくなりました。読書をしていただけですけどね。南中でもないのに真上にいたことに奇跡を感じて、月の存在すら認識していなかった夕方。
お天道様は見ている、なんて言いますが、
月に見られていることもあるんだと、勉強させていただきました。
夜も目があるんですね。