西暦2005年・・・ヘッドハンティングが行われ、世は戦国時代に突入する。
未来型レゴット、ヘッドハンター マシーン、製造番号:11760
「敵将、討ち取った・なり~!!」 なぜか口調は、三国無双風なコロ助。
昔は、敵の頭(カシラ)を取るのが、名誉とされていた。
しかし、今はカシラを取られるのが、名誉とされている。
そう、カシラ?
俺の頭を狙ってくれ!と言わんばかりに、人は転職サイトに登録、登録!
自分の市場価値について、分析、分析!
「俺なんて、○○証券から年収1500万でオファーきた!」
「すっげぇ~、じゃあ今のお前のカシラは、1500万円かぁ・・・・頭、触っていい?」
「しょうがねぇな~、ちょっとだぞ、優しくだぞ。大切なカシラだからな!」
「・・・じゃあ、今年中に、1500万で斬っても良いの?」
頭をとる手助けをしているのが、最近増えてきている、ヘッドハンターによるヘッドハンティング。
具体的にはこんな風にして、カシラにロックオンしてるんだって、ココ 、映画みたいな話だぁ。
みんなも、肩を叩かれたら、カシラを狙われているぞ!
トントン。
「すみませぇん、お姉さん今何してるのぉ~・・・でへでへ」
・・・カシラを取られるのも、カラダを求められるのも、名誉?
ぼかぁ、名誉はいらない。受身よりも、行動だ、侍だ!「とられる」ぐらいなら「とり」に行く!!
「すみませぇん、お姉さん今何してるのぉ~・・・でへでへ、
討ち取るカシラと餓えてるカラダを探してるんですけどぉ・・・ぶひぶひ」