ただいまです。
今年の夏は函館から延々上ってきました。
萩途中だし、5月の函館すら書いてないけど書いちゃえ。
そうそう、5月は箱館五稜郭祭で行って。
秋は秋で、ツアーで函館行くんですけど。
ちょうどその間を埋めるように、市立函館博物館で「箱館戦争終結150」展をしてまして。
もうここまできたら行かない道理がないかな、と。
戊辰戦争の展覧会も、だいぶ少なくなってきましたし。
今回バス+フェリーで函館まで行ったんですけど。
この繁忙期でも1万ちょっとだし、お昼くらいには着いたし。
移動手段としては、結構良いかもしれません。
目的の博物館も満喫して、近場の史跡も周ってきました。
博物館の脇には、ハーバー遭難記念碑があります。
明治7年、ドイツの代弁領事ルードヴィッヒ・ハーバーが旧秋田藩士田崎秀親にこの付近で殺害されました。
墓碑が行方不明になった後新しい墓碑が外国人墓地に建てられ、その後発見された旧墓碑は遭難のこの地に移されました。
博物館があるのは、函館公園内なのですが。
公園内には石碑がたくさんあります。
こちらは三条実美篆額の、函館公園記。
黒田清隆の命で建てられた、故開拓使冲鷹丸船長堀口君貞之碑。
公園正面に目立つ大きな碑があるんですが、上記2つの石碑はその碑の左側と右側に分かれてあります。
ふと気づきました、博物館から函館護国神社が近いことを。
参道脇にある石碑は、明治2年この地に箱館戦争戦没者の慰霊の為招魂場が建てられた当時のものです。
本殿脇に、新政府軍の墓地があります。
数基だけご紹介。
箱館在住隊の斉藤順三郎。
弁天台場の砲台に釘をさして使用不可能にし、見つかって斬首となりました。
戊辰薩藩戦死者墓。
明治戊辰己巳海軍戦死者弔碑。
船見町にも似た碑があるので、ちょっとごっちゃになってしまったんですが。
あれだ、函館護国神社もう1個箱館戦争の碑があるわ。
本に載ってた己巳戦役陸海軍戦死者碑々陰。
神社のホームページにも陸海軍戦死者人名碑で載ってるからあるのだと思います。
官修墓域じゃないのかなー。
次行ったら探さないと。
函館山のロープウェイのある坂は、南部坂という名前で。
ここに南部藩の陣屋があったことに由来します。
戊辰戦争勃発により、国元を守るため陣屋を引き上げました。