そういえば展覧会系を随分溜めていたので。

簡単に先に書いてしまうことにします。

 

 

3月の末にも八王子に行ってたんです。

東京富士美術館の「暁斎・暁翠伝」展の内覧会に参加させていただきました。

内覧会でしたので、特別に写真撮影OKでした。

 

 

入口で、いきなり新富座妖怪引幕がお出迎え。

複製だそうですが。

暁斎はこの作品を4時間で描き上げたそうです。

 

ギャラリートークがあって、河鍋暁斎記念美術館の河鍋館長が解説してくれました。

特に印象に残ったのが、風流蛙大合戦之図。

長州征伐を表しているそうで、茶色い蛙が長州、緑の蛙が幕府だそうです。

 

 

河鍋館長は、青い蛙の中にあって指揮をしている茶色い蛙を指して。

恐らくそういう人がいたのではないのかとおっしゃってました。

誰だろ、当時どう伝わってるかわからないんですけど。

ちょっと赤禰武人の可能性もあるのかなと思ってしまいました。

 

榮太樓總本舗さんの鴉などの有名作品や、暁翠の作品もたくさん見れました。

八王子という場所柄からか、東京富士美術館はゆったり見れるのでおススメ。

 

ではあるんですがね。

内覧会は人が集まらなかったのでしょうか。

おそらく招待客でギュウギュウ。

内覧会のお客がオマケになっちゃって、一番最初に入った方は入り口で止められてるわ写真撮って他のお客に注意されている方がいるわ会場内は騒がしいやらでだいぶ微妙。

河鍋館長のギャラリートークは嬉しかったですが、解説しててもその絵は見えないし。

河鍋暁斎、大好きで行ったから。

内覧会じゃなくて、普通に行った方が印象良かったと思います。

 

さて、次はいつ行ったかな。

そうだ、18きっぷの期間ギリギリ4月の土曜日だ。

行こう行こうで意外と行ってない近場シリーズ、下仁田を攻略しようと思ってたんですが。

直前で展覧会の情報見つけちゃって、急遽変更。

山梨県立博物館で、「芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」展。

 

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最っ高でしたー・・・。

駅からも離れていて、中々に穴場。

人の居ない展示室で、延々眺めておりました。

視界に絵しかないの、凄くない?

 

しかも中々にチョイスがマニアック。

芳年関係の展示は結構見ましたが。

初めて見る作品がいくつか。

 

ただ、ちょいと状態が悪いものがあるかな?

版が遅いのかしら?ちょいとシャープさが足りないような。

しばらく美術館離れてたから鈍くなったのかしら。

 

芳年の幕絵の複製もあって。

というか、芳年の幕絵があるんですね。

いつか現物がみたいです。

 

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そういえば入り口の幕が滅茶苦茶かっこよかったです!

これ欲しい。

 

本当は美術館の後、甲府勝沼の古戦場に行く予定だったんですけど。

買った図録が凶器。

史跡は今度と諦めて、美味しい物でも食べて帰ろう。

 

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そして駅前の有名なお店へ。

肝とか腸とか、ホルモン系が大好きです。

なので、トリモツ煮もとっても美味しかったと思うのですが。

お隣の会話が超デープ。

あ、味がしない…っ。

でも私はその男は止めといた方が絶対良いと思いますよ。

 

勝沼もトリモツ煮もまたリベンジしたいです。

今回の展示は巡回展のようで、夏に東京でもあるようです。

東京でも見たいなーーー!