ちちぶ、ちちぶ、秩父に行こぉ♪
遅ればせながら、3月の話を。
18きっぷ、予定は浜松しか立ててなかったんですよね。
残り4回、どうしましょうか。
日数的に、泊りがけは辛いな。
近場で日帰りを繰り返しますか。
秩父はずっと行ってみたかったんですが。
JR以外の区間が長いから、18きっぷ使いづらいと思ってたんですけど。
調べてみたら、JRでも結構近くまで行けるみたい。
と言う訳で、行ってみました。
何故秩父秩父言っているかといいますと。
何故なら秩父の上小鹿野は、請西藩領。
請西藩士縁の場所があるのです。
上小鹿野は秩父から40分程バスに乗りました。
辺鄙なところかと思いきや。
バイクによる町おこしが成功し、コンビニもあれば美味しいお店もあって。
思った以上に周りやすいところでした。
観光案内所でパンフレットをもらったら、秩父はわらじかつが有名だそうです。
降りようと思ったバス停の2つ前に、有名なお店。
ちょうど営業時間直前に着くようだったので、まずは腹ごしらえから。
18きっぷで朝食べてないしね。
安田屋さん、美味しかったです。
が、味以外は全く力を入れていないようなので少々辛いかも。
いっぱいなお腹を抱えて、歩きます。
甲源一刀流逸見愛作寿碑。
今は営業してないのかな、ホテルあかひらの下にあります。
篆額が榎本武揚なのは然ることながら。
忠崇と共に戦った、請西藩士檜山省吾は彼の道場の師範代です。
そんな甲源一刀流の道場、耀武館が今も残っています。
事前に連絡を取れば、中や資料館も見せていただけるそうです。
が、ちょうど外にお家の方がいて。
外の写真撮らせてもらう確認をしたら、「中も見るかい?」。
なんて幸運。
一段高い床の間は、師範席です。
本当の入り口は師範席の奥の部分だそうで。
そちらも開けて見せていただけました。
甲源一刀流は突きの名門だそうで。
それを表すかのように、柱が大きく抉れています。
「資料館も見るかい?」
わー!!!って入らせていただいて、入ったら一面にこの下書きがバーン。
「名前がある!」と、思わず興奮してしまいました。
靖国神社に奉納した、奉納額の下書きです。
確か作った値段も聞いた気がするんですが。
当時で家一軒建てられるくらいだった気がします。
最初にみた、榎本武揚の篆額の下書きもあります。
突然すみませんでした。
でも中も見せていただけて、本当に嬉しかったです。
そして、お話させていただいた中で逸見愛作のお墓が前のお寺だよと聞いたので。
お参りさせていただきました。
Google先生でも名前が出てこないんですが。
なんだったかな、光明寺だったかしら。
前のワイン工場の裏でした。