下関3日目。
実は、この時の連休。
日本海側に大寒波がきた日でした。
と言っても、西日本でしょ?
と思ってましたけど。
舐めてました、2日目の夜くらいから深々と雪が降ってました。
目が覚めたら雪が止んでますように。
祈るように眠った次の日は。
やった!道路は濡れてるけど雪は積もってないや!
今日こそは吉田を終わらせる。
意気込んでお出掛けしました。
しかし、すぐにこれが間違いだったことに気付きます。
うん、市内抜けると凄い雪降ってるね。
吉田着く頃には、真横から雪が降っています。
幸い積もってはないですけど、降りは強いし何より寒い。
あ、これは今回も吉田終わりに出来ないな。
取りあえずは陣屋跡は行こう。
と言う訳で、奇兵隊陣屋跡。
行こう行こうで、何年来なかっただろう。
ただ、今回講演会でちゃんと事前にチェックしているからね。
右手側にある土塁は遺構です。
この奥に、恐らく陣屋で使った井戸跡もあるようなんですが。
土塁の方は柵で入れなかったんですよ。
なので、確認出来ず。
上の写真は最大限乗り出してズームしました。
何回か調査が進んでいる奇兵隊陣屋跡。
しかしながら、建物などはどこだったかあまりはっきりわかっていないそうです。
なぜなら、ほとんどが道路の下だから。
道路の下のトンネルを潜って、恐らくこの辺りに建物があったのかなぁと感慨に耽ります。
後ですね、今回どうしても奇兵隊陣屋に行きたかったのは。
講演会の地図に載っていた、鳩ヶ尾調練場に行きたかったからです。
地図と見比べながら畑の中の細い道を進んで、やっと到着です。
勿論、何もない。
満足、寒さでガタガタいってるけど。
勿論、法専寺まで行く気力もない。
バスの時間があるから、せめて堂ノ尾墓地跡まで行きたかったんですけど。
途中まで登って、雪で滑りそうだったので断念。
良いの、何度でも吉田に来れるって幸せじゃない。
その度に赤禰のお墓参りが出来るじゃない。
まあ、今回辛くて東行庵すら行かなかったんですが。
そういえば奇兵隊の企画展やってたみたいで。
なんで調べなかったのか、不思議で仕方ありません。
早々にバスで市街地へ。
どうするかな、少し暖かいところへ行きたいです。
じゃあ、下関市立美術館で展覧会見るかな。
「画技競演 狩野芳崖・晴皐と長府藩御用絵師」展、明治維新150年の企画なの。
芳崖は見る機会があるんだけど、晴皐がいっぱい見れるのは嬉しい。
長府藩の御用絵師は晴皐だもんね。
芳崖のような独自の視点はないですけど、しっかりと狩野派を学んだ方の良い絵でした。
ここでゆったりできたので、後はサクサク史跡巡り、と思いきや。
まだまだしんどい、雪とは言え、高々これくらいで?
息がね、整わないんですよ。
あれだね、寒さで喘息で出るや。
取りあえず一回ホテル行こう。
落ち着いたら図書館に行って、調べものして…。
と思ったものの、全然落ち着かない体調。
残念、図書館も無理かな。
ちなみに、この日のホテル。
大坂屋跡にあるので、いるだけで史跡巡りなのだ。
そんなホテルだからでしょうか。
オプションで歴史も絡めた夜景ツアーがあるんですよ。
この旅全然周れてないから、せめてこれだけは、で頑張って起きました。
夜景に関しては、この寒さが功を奏して、とても綺麗。
本当に、死ぬ程寒かったけど。
史跡巡りは夜しないから、なんだかとても新鮮です。
惜しむらくは、夜景が全然綺麗に撮れなかったことです。
函館もピンボケだったなぁ。
いつか綺麗に撮れるようになりたいです。
歴史の説明に関しては、まあ、こんなものかな、と。
うん、歴史のツアーじゃないんだ、夜景のツアーなんだ。
でも、下関ですぜ。
赤間神宮にもみもすそ公園にも行くから、もうちょっと期待したかな。
まあ夜の赤間神宮とみもすそ公園撮れただけでもおつりがくるくらい満足です。