下関2日目。

午後からは決めてあった最後の予定がありますが。

午前中は、1日目に下関市考古博物館でもらったパンフレットと資料集で勝山御殿跡。

バスの本数少ないのは痛手ですがね。

御殿跡に公園とかトイレとか整備されているので。

時間調整は出来るかと思います。

 

元々は海岸沿いにあった長府藩の串崎城ですが。

馬関戦争の敗戦などの緊迫した状況から、内陸部に移すことになりました。

それが勝山御殿です。

 

あれね、すっかり失念してましたけど。

パンフレット、「考古」博物館なのね。

載ってた遺構はほとんど土の中でした。

なので、ほぼほぼ平たい画像が続きます。

 

 

横矢桝形の三の丸大手口。

 

 

三の丸跡。

 

 

本丸跡。

 

 

本丸奥排水用の石組。

 

 

土塁。

 

あ、正面の写真撮り忘れた。

階段は後付けなんでしょうけど、勝山御殿跡の写真はこの正面が多いんですよねぇ。

残念。

  
サクサクと周り過ぎました。
午後の予定まで2時間程空いてしました。
近くに思いつく史跡はないけど、2時間ならどこか行って帰ってこれるかな?
 
しかし1ヶ所行っただけで結構疲れちゃって。
鈍ったかしら。
近くで瓦そば食べてゆっくりしよう。

 

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やっぱりたかせの瓦そばは美味。

 

さて、腹ごなしも済んだので。

今回の旅の目的地へ。

勝山公民館で、企画展の関連講演会「幕末騒乱を記憶する史跡」。

内容は、「幕末の防衛構想」「発掘調査からみる奇兵隊陣屋跡」「幕末動乱と櫻山招魂場の成立」の三部構成。

割とね、固めな内容だと思うんですよ。

首都圏近郊の会場なら、舟を漕ぐ人続出しそうですが。

流石歴史の国、山口県。

300人の会場がほぼ満杯、みんな真剣に聞いているのは当たり前で。

最後の質問も、的外れなものはなく、鋭い質問がたくさんありました。

結構いるじゃないですか、講演会で言ってたこと質問したりする人。

でもこの講演会違ったの。

山口、レベル違う。

 

内容も面白かったなぁ。

基本、展示を詳しく話していただいたような内容なのですが。

資料ももらえるし、有難かったです。

 

奇兵隊陣屋は、よく何もないって聞きましたけど。

考古学的視点からみれば、盛り沢山ではないですか。

よし、今度はこれを元に3日目吉田に行こう。

 

ただ、個人的に。

どうも何かの団体と関わると苦手感が増してきます。

国定史跡になると補助金とか違うの?

まあ、史跡がいつまでもきちんと保存していただけるのは有難いことなんですが。

そこ全面に押されてしまうと、ちょっと引いてしまいます。

難しいですね。