ただいまです。

週末、ちょっと仙台行ってきました。

 

でもまずは長府の続きから。

 

 

毛利元敏が住んだ、長府毛利邸。

 

 

明治35年11月に、明治天皇の行在所として使用されました。

 

 

菅家長屋門・練塀。

菅家は侍医兼侍講職を務めた家柄で、毛利秀元により京都から招かれました。

 

 

そしてそして、長府と言えばここ。

回天義挙之所、

 

 

功山寺。

 

 

総門に刀傷が残っているとの話でしたが、これかな?

 

 

航空界洋装界功労者佐村福槌君夫妻乃碑。

徳富蘇峰の碑文です。

 

 

退職海軍大佐服部君墓誌銘。

長府藩士服部潜蔵の顕彰碑です。

篆額が川村純義、撰文が伊東佑麿、書が金井之恭。

 

 

高杉晋作像。

 

 

七卿潜居の間。

7人いなかったけど。

拝観料を払って中に入れますが、撮影は禁止です。

でもお庭も綺麗だし、人もいなくてゆっくりできますよ。

 

 

三吉慎蔵。

毛利元敏がその死を悼み、毛利家の墓所に近いこの場所を下賜したそうです。

 

 

印藤聿の墓。

 

 

彼の墓所を詣でた、山縣有朋の和歌が刻まれています。

 

 

長府藩家老、三吉周亮。

 

ちなみに、上記3人のお墓には案内板があるのでわかりやすいです。

が、下関市で各地に設置した案内板は「龍馬と下関」。

うう~ん、大河の時に便乗したんですかね?

まあ、ないよりはマシ、なのかなぁ???

 

 

報国隊士、下村文次郎。

小倉戦争にて戦死。

 

三吉周亮のお墓のすぐ前にあります。

 

 

有川恒槌。

禁門の変にて戦死。

 

一番上の区域の、右手側にあります。

真ん中の大きな道から有川家のお墓がすぐにみえますよ。

 

 

報国隊都督、泉十郎。

右手の高い位置にあります。

 

泉十郎も案内板あって良いと思うんですけど。

龍馬関係ないからかな?

 

 

毛利家墓所。

元敏もこちらなんですが。

墓所は全体的には非公開なのでしょうか、門に覗き穴だけ開けられています。

 

お墓もそんなに広くないし、まだお参りしたい人がいるんですけれども。

足が既に悲鳴を上げております。

ちなみに泉は探しましたけど、下村と有川は歩いていて見つけたので探してはないですし。

後、きっとここ調べた人以外にもまだいそうだな。

もう少し下調べしてまた長府来たいから、深入りせずに撤退。

 

 

萬骨塔。

桂弥一が各地の志士を祀り、所縁の地から石を集めて作りました。

まあ、石に名前が彫ってあるだけっちゃだけなんですけど。

こんな人の名前もあるんだ、の発見は楽しいです。

 

 

こちらも桂弥一が建てました、長府尊攘堂。

明治維新の研究や志士の顕彰活動の為、資料を集めました。

資料は長府博物館として展示していましたが、昨年功山寺の門前に下関市立歴史博物館としてリニューアルしました。

 

功山寺を出たら、その博物館へ。

長府旅行の目的地でもあります。

私が行った時は、「高杉晋作没後150年記念企画展 焦心録-晋作が翔けた下関」を開催していました。

高杉以外にも報国隊士関連の展示品もあって興味深かったです。

そして、お目当てだったのは過去の展覧会図録。

まあここの博物館の性質上、ほぼ維新関係の企画展だから欲しいものばかりで。

受付前なので、選んでたらお姉さんにじっと見られててね。

積み重ねた見本、「全部ください」って言ったら吃驚された。

 

よし、ここからは足の痛みに加えて。

本の重みも加わりますよ!

腕千切れそう。

 

 

笑山寺。

ここも毛利家の菩提寺ですが。

 

 

目的はこれ、滝川辨三彰功碑。

滝川辨三は報国隊士で、北越戦争にも従軍しました。

その後企業して、日本のマッチ王と呼ばれるようになります。

 

碑の前に草木が生い茂っちゃって、もう何だかわからないですが。

 

 

さっきからちょくちょく名前の出ている、桂弥一旧邸。

今はカフェになっていて、弥一邸の見学もお気軽にどうそとは書いてありますが。

流石にちょっと勇気がいるので、外から撮影だけ。

 

 

忌宮神社内に移築されましたがね。

元々はここ、集童場設立の地。

 

 

三吉慎蔵邸跡。

 

 

集童場の前身、私塾桜柳亭跡。

 

 

印藤聿生家跡。

案内板は向かいにあります。

 

予定ではもう少し周るつもりだったんですけど。

もう、足の限界はとっくに過ぎている。

印藤聿生家跡は大通りに近いので、そこからバスでホテルまで帰ることにしました。

凄いね、もうバスで座席に座るのもキツい。

脂汗掻きながら、必死で腰をおろしましたよ。

ちょっと高めの入浴剤買って、翌日の回復を祈ります。