今年は千葉yearにするんだい。
昨日は館山に行ってきました。
館山の拠点兼務してるから、何度か行ったことはあるんですけど。
史跡巡りは初めてです。
目的地以外は軽くピックアップして。
取りあえず、どこでも初回は様子見ですから。
後は近いからどうにでもなるでしょ。
決して、事前準備不足の言い訳でない、はず。
9時までに駅について、観光案内所が開くまでちょっと待って。
周辺地図の入手。
よし、あとはレンタサイクルと思ったら。
貸し出しが9:30からだった。
時間がもったいないので、近くの図書館で資料漁り。
目的地の写真、うちの本に載ってるはずなんだけど。
探す時間がなかったので、図書館の郷土資料で発見。
館山市図書館、本は少ないですけど。
それでも郷土資料は、地元の図書館に優るものはないですよね。
で、駅に戻って自転車借りれたのはいいですけど。
今、市の調査でGPS付いてるんですって。
おおう、変態さんなのがバレてしまう・・・っ!!!
後で解析したら不審だろうなぁ、きっと(笑)。
そして、向かったのは来福寺。
途中、コンビニでお線香とライターも買って。
やっと来ましたよ、諏訪数馬!
諏訪数馬は請西藩士。
病身をおして忠崇に着いてきましたが。
長須賀村にてとうとう歩行も困難になり、己の足手まといを嘆いて自害しました。
介錯は忠崇だったとも言われています。
いつかいつかで、こんなに遅くなってしまって。
ただ、今年こそは。
コピーしてきた写真に写るは、特徴的なお墓。
うん、これなら見つけられる。
で、数十分経過。
おかしい、見つからない。
ないないって他の方のブログで読んだことあるんですけど。
見つけられると思ったんだ。
あんまりお寺の方を呼ぶのは好まないんですけど。
諏訪数馬は、どうしてもお参りさせていただきたい。
失礼ながら、お寺の方に尋ねさせていただきました。
結果、改葬されて無くなってました。
なんでも5、6年前にご子孫の方が移動されたそうです。
そりゃ、見つからないわ。
移動先が、どこかはご存じないらしく。
あうあ、移動したのが5、6前というならば。
卒論書いた10年前だったら見れたのか。
馬鹿馬鹿、私の馬鹿。
ご子孫だったら、やっぱり祖先を1人遠くの地に置くのではなく。
いつでもお参り出来る場所に置きたいのだろうなと思うのですが。
ここまで着いてきた、というのも諏訪数馬の生き方だと思うので。
結局、早めに動いてれば良かったんだよ私、って結論にしかならない。
来福寺でも見たかった。
移動先は、漠然としたわずかの情報で気長に探すか。
後少なくとも30年くらいはあるから、いつかは探せるはず。
で、次。
館山藩に預けられた、天狗党木村円次郎のお墓。
これまた漠然と、宇和宿、汐入川の近くというだけの情報。
案の定、見つからないよね。
ちょっと順番変えて、博物館行こう。
情報もらえるかもしれない。
向かうは城山公園内、館山市立博物館。
ただ、適当に博物館に向かって進んでいると。
途中に寄ろうと思っていた長福寺が見えたので、先にしてみました。
この長福寺には、箱根山崎の戦いで亡くなった館山藩の農兵の慰霊の為に建てられた寄子萬霊塔があります。
宿陣を請け負った相模屋妻吉が寄り親となって、戊辰戦争後に建てたものです。
きちんと調べてないから完全なる感想に過ぎないんですけど、宿陣の主人がそこまで気にかけてくれるってことは。
やはり、林軍の規律は悪くなかったんだろうなって思いました。
そして館山市立博物館。
本来城山公園でメインのはずの、館山城はスルーです。
だって幕末関わらないんだもの。
目的は、昨日から開催されている企画展の「館山藩-稲葉家と藩士たち-」です。
稲葉正巳中心かなと思いきや、割と館山藩士に重点が置かれてて。
知らない人もいっぱいで、興味深かったです。
何故か有難いことにお墓の情報まで説明されているので。
うん、この後行こう。
てか、木村円次郎のお墓の写真が展示してあるーーー。
しかも、新政府に水戸への改葬を届け出た文書も展示してあって。
まだあるんだ。
諏訪数馬の例もあったから、無くなってるかもと思ったのに。
後、ど真ん中。
戊辰戦争に参加した館山藩士の引き渡し状もあって。
別紙の氏名書いた紙が残ってないのが辛い。
取りあえず幕末関連の刊行物と、地図を全部買って。
展示しているなら、わかるかも。
木村円次郎のお墓の場所を聞いてみました。
そしたら学芸員さんを呼んでくれて。
詳細に場所を教えてもらいました。
というか、この博物館凄いよ。
地域の史跡、いろんなジャンルでマップ作ってる。
館山と言えばの万石騒動だったり、慈恩院の掃苔マップだったり、長尾藩関連史跡だったり。
説明しながら、次から次のに出てくるの。
ドラえもんなの?
ここで資料もらうのが一番早いかもしれない。
というか、どこもこうあるべきですよ。
羨ましすぎる、館山。