たいぶろぐ たいぶろぐ
住宅街に溶け込む店           ご主人。背負ってます!
たいぶろぐ たいぶろぐ
サッカーボールにも似てる        こだわってますねーー


ちょっと前のことなのですが、逗子の「亀焼き 海神亀」に伺いました。

地図で見ると駅からすぐなのですが、、、、分からない!
お店に直接電話して道を教えてもらい、なんとかたどり着きました。
本当に住宅街の中で、ここ?曲がるの?ってことに入っていくので、行かれる方は自信を持って曲がってください。

レトロな店構えですが、店頭にはサーファーっぽい亀の置物やディスプレイ。
店主さんは波乗りさんのようです。

種類は2つ、赤あんと白あんです。サイズも小さめなので2つ頂きます。
焼きたてではありませんが、ほんのり温かい状態で頂きました。

色は白。ふわっと、米の香りがします。
米粉を使っているからというより、米油のせいでしょう。
皮はしっとりもちもち。小麦粉だけだと冷めたときこうはならないので、米粉ならではの食感です。
あずきの赤あんも白あんもさっぱり目です。さらりと食べられます。

ご主人曰く、もちもちを食べてもらいたいから、あえてすぐに包んで少し冷ました物を渡している、とのこと。
「鯛焼き好きの方はどうしても焼きたてが好きみたいで、リクエストされますが・・・」ともおっしゃっていました。

このご主人、とても気さくで熱い方です。
聞くと色々と教えてくれました。
逗子生まれの逗子育ち、生粋の逗子人なのだそうで、「何か地元に根ざしたものを作りたい」と始められたのがこの店だとか。
亀が産卵に来るこの地には、関連する地名や神社、言い伝え等があるし、それに亀はサーファーにとって守り神!ということで生まれたのがこの「亀焼き」。
それに、鯛焼きは元は「亀焼き」だったのだそうですよ。
(調べてみたら、確かにそういう説があり、亀焼きもちらほら健在)

とにかく鯛焼きと同じにしては意味がない、と強く差別化を図ってらっしゃいます。
形はもちろん、米粉を混ぜたりもちもちを楽しむ焼き方にしたり。
材料は全てこだわりの物を使用し、あんこは奈良から取り寄せているのだとか。
なんでも、関西はあんこに塩を入れないのだとか。
知らなかった・・・。
なんだか、色々と教えてもらった日でした。

通り語がかりの近所の方みんなに声をかけるご主人の人柄も相まって、いい所にきたなぁと思える店でした。

HP http://www.kaishinki.com/
TEL 046-873-0652
住所 神奈川県逗子市逗子1-3-8
たいまっぷ地図http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=214054966012981678162.00044eaa29a9ab521bba0&msa=0&ll=35.297312,139.5787